インテルは21日、セリエA開幕節でジェノアをホームに迎え、4-0で快勝した。

昨季11シーズンぶりにスクデットを獲得した王者インテルは、オーナー企業の業績悪化によりコンテ監督が退任。優勝の立役者ルカクがチームを離れ、弱体化が懸念される中、シモーネ・インザーギ監督を迎えたインテルは、新戦力のジェコとチャルノールをスタメンで起用した。

ジェコを最前線に、センシセカンドトップに、チャルノールを左インサイドに配置する[3-5-2]で臨んだインテルが立ち上がりから攻勢に出ると、6分にあっさり先制する。右CKからシュクリニアルがヘッドで叩き込んだ。

その後も勢いよく攻め立てたインテルは14分に加点。細かなパス交換からボックス手前中央のチャルノールが見事なミドルシュートを決めきった。

2点をリードしたインテルが主導権を握り続ける中、45分にピンチを迎えるもボックス内からのカロンのシュートは枠を外れて助かった。

迎えた後半、ジェノアが3枚替えを敢行してきた中、受けに回ったインテルがいなし続けると、74分に勝負を決定付ける。決めたのは途中出場のビダル。

ジェコのミドルシュートをGKが弾くと、ルーズボールに反応したバレッラのラストパスをビダルが蹴り込んだ。

試合の大勢を決めたインテルは88分、ビダルのフィードにジェコがヘッドで合わせて4-0で快勝。新戦力2人に早速ゴールが生まれた王者インテルが快勝発進としている。


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