リヨンは22日、スイス代表FWジェルダン・シャキリ(29)の完全移籍に関して保有元のリバプールとのクラブ間合意を発表した。

リヨンの発表によると、シャキリは22日中に現地入りし、翌23日の午前にメディカルチェックを受診し、各種書類手続きが完了次第、正式にクラブの一員になるという。

2018年夏にストーク・シティから加入したシャキリ。幾つかの試合で貴重な活躍を見せるなどチームへの貢献度は決して低くないものの、在籍3年間で公式戦63試合8ゴール9アシストという数字は、スイス代表で主力を担うプレーヤーにとってはひどく物足りないものと言える。

リバプールとの現行契約は契約延長オプションを含めると2023年まで残っているが、より多くの出場機会を求めるシャキリは今夏の退団をユルゲン・クロップ監督に直訴していた。

イギリススカイ・スポーツ』によると、そのシャキリに関して、かねてから関心を寄せるリヨンは400万ポンド(約6億円)のオファー提示。このオファーはリバプール側に拒否されたされたようだが、今回の報道によれば950万ポンド(約14億2000万円)で再オファーを出し、見事合意に至ったとのことだ。

なお、シャキリは月給35万ユーロ(約4530万円)の3年契約でリヨンと個人合意していた。

ドイツブンデスリーガ全試合LIVE配信!月額888円(税込)
>>詳しくはこちら

サムネイル画像