昨年12月に新潮社より発売された、森本あんりさんの『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』が第30回「山本七平賞」の最終候補作に選ばれました。

「不寛容」の嵐が吹き荒れる現代。本書では、そもそも「寛容」という思想がどのように育まれてきたのか、植民地時代のアメリカにさかのぼって考察しています。偏屈なピューリタンたちが「不愉快な隣人」と共に生きるために編み出した意外な知恵を再発見し、多くのメディアに取り上げられました。

受賞作は9月7日(火)に決定、PHP研究所より発表される予定です。

著者紹介:森本あんり(もりもと・あんり)
1956年神奈川県生まれ。国際基督教大学(ICU)人文科学科卒。東京神学大学大学院を経て、プリンストン神学大学院博士課程修了。現在、国際基督教大学人文科学科教授。専攻は神学・宗教学。著書に『アメリカ的理念の身体』(創文社、2012年)、『反知性主義』(新潮選書、2015年)、『宗教国家アメリカのふしぎな論理』(NHK出版新書、2017年)、『異端の時代』(岩波新書、2018年)などがある。



【タイトル】『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』
【著者名】森本あんり
【発売日】2020年12月15日
【造本】新潮選書
【本体定価】1760円(税込)
【ISBN】978-410-603860-0
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603860/

配信元企業:株式会社新潮社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ