今夏アラベスに加入したFW原大智(22)だが、やはりレンタル移籍に出されるようだ。ベルギー『Hbvl』が報じた。

FC東京アカデミー出身の原は、2021年2月にクロアチアのイストラへと完全移籍。在籍半年ながら、公式戦18試合に出場し8ゴール3アシストと結果を残した。

イストラは、アラベスを所有するバスコニア=アラベス・グループが株式の85パーセントを取得しており、言わば傘下にあるクラブ。才能ある若手選手を発掘する場となっており、原もその一員で、今夏アラベスへと完全移籍を果たしていた。

当初は期待を寄せられていた原。開幕戦のレアル・マドリー戦でもベンチ入りを果たしていたが、第2節のマジョルカ戦は日本代表MF久保建英との元FC東京対決にも注目が集まったが、メンバー外に。また、 ハビエル・カジェハ監督もレンタル移籍での放出を示唆していた。

その原だが、古巣であるイストラが関心を寄せており、移籍期限までにアラベスと交渉を進めている状況とクロアチアでは報じられていた中、ベルギーシント=トロイデンへの移籍が濃厚となったようだ。

『Hbvl』によると、原は23日にもシント=トロイデンメディカルチェックを受けるとのこと。複数年の契約を結ぶと報じている。

シント=トロイデンは日本代表GKシュミット・ダニエルや東京五輪を戦ったDF橋岡大樹の他、DF松原后、MF伊藤達哉、FW鈴木優磨が所属。さらに、今夏は東京五輪で主軸としてプレーしたFW林大地をサガン鳥栖から獲得しており、2人目の日本人補強となる。

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