ガンバ大阪は26日、FW川﨑修平がプリメイラ・リーガポルトガル1部)のポルティモネンセへ完全移籍することを発表した。

 現在20歳の川﨑はガンバ大阪の育成組織出身で、2020年にトップチーム昇格を果たすと、明治安田生命J1リーグで15試合に出場。今シーズンはここまでリーグ戦3試合に出場している。

 完全移籍に際し、川﨑はクラブ公式サイトにコメントをつづった。

「この度、ポルトガルポルティモネンセSCに移籍することになりました。ガンバ大阪では約7年半お世話になり、ジュニアユース、ユースの6年間はたくさん悔しい思いをしてきましたが、たくさん色んな人に助けてもらい成長できました。そしてユースの最後の年に森下監督と出会い、腐りかけていた自分を大きく変えてもらい、プロになる事ができました。U-23の森下監督とトップチームの宮本監督、松波監督には、プロでの厳しさ、辛さ、楽しさを教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。ポルトガルに行ってもその初心を忘れずに覚悟を持って頑張りたいと思います。ガンバ大阪での7年半、お世話になったコーチ陣の方々、スタッフの方々、チームメイトの方々、そしてサポーターの皆様、本当にありがとうございました

 ポルティモネンセは1914年に設立された。かつては元日本代表FW金崎夢生(現名古屋グランパス)や同国代表DF安西幸輝(現鹿島アントラーズ)が所属。今シーズンは日本代表GK中村航輔に加え、25日に同国代表MF中島翔哉の期限付き移籍での加入を発表している。

ポルティモネンセへ移籍が決まった川﨑修平 [写真]=兼子愼一郎