ラ・リーガ第3節、エルチェvsセビージャが28日に行われ、1-1のドローに終わった。

アトレティコ・マドリーと同様に開幕連勝を飾ったセビージャは、エルチェを相手に開幕3連勝を狙った。チェルシー行きが有力視されるクンデがベンチ外となった一方、ドルトムントからの新戦力デラネイが早速ベンチ入りを果たした。

立ち上がりから攻勢を仕掛けるセビージャは立ち上がりの4分に左サイド深くに侵攻したアクーニャが左足ダイレクト折り返したボールのこぼれ球を、ボックス中央のオスカルがシュートするが、惜しくも左ポストを叩いた。

すると、ファーストチャンスを逃したアウェイチームは11分に相手CKの二次攻撃からフィデルからのスルーパスに抜け出したエンソ・ロコにシュートを流し込まれ、今季リーグ戦で初失点を喫した。

すぐさま反撃に転じたセビージャはエン=ネシリやジョルダン、アクーニャとシュートを浴びせかけていくが、ゴールをこじ開けるまでには至らない。

それでも、40分には相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でキッカーのアクーニャが鋭いボールをボックス中央へ入れると、これに勢いを持って飛び込んできたエン=ネシリがストロングヘッドでゴールネットへ叩き込んだ。

そして、1-1のイーブンで試合を折り返したチームは後半の早い時間帯の60分に3枚替えを敢行。スソとラキティッチ、オスカルを下げてパプ・ゴメス、ラメラとラファ・ミルの新加入コンビを同時投入。

63分にはヘスス・ナバスからの斜めのパスをボックス左フリーで受けたラファ・ミルに絶好機も、このシュートを大きくふかしてしまう。

以降もボールを握って相手を押し込む中で両サイドバックからの精度の高いクロスを起点に攻め手を窺うが、最後の場面で高い集中力を見せるエルチェの守備に手を焼く。

そして、前節のヘタフェ戦同様にイーブンのスコアで試合終盤に突入。リスクを冒して猛攻に打って出た中、後半ラストプレーで決定機が訪れる。アクーニャが早いタイミングで入れたクロスに反応したラファ・ミルがDFを外してフリーでヘディングを放つが、ボールを上から叩くことができず、シュートは無情にも枠の上を越えた。

この直後にタイムアップを迎え、エルチェ相手に決定力を欠いたセビージャは開幕からの連勝がストップした。

サムネイル画像