現在は無所属である日本代表のDF長友佑都が、自身の去就についてコメントした。

9月からスタートするカタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表。30日から集合しトレーニングキャンプを開始する。

初戦はホームで9月2日に行われるオマーン代表との一戦。2018年のロシアW杯アジア最終予選では、UAE代表相手に初戦で敗戦。初戦で敗れたチームがW杯に行けないという悪いジンクスもある中、その後は勝利してなんとか本大会に出場。ベスト16の成績を残していた。

その緊張感高まる試合を前に、日本代表はオンラインでのメディア取材を実施。その中で、長友が未だ決まらない所属先について言及した。

ヨーロッパの移籍市場は8月31日で閉鎖。無所属の長友はその後もフリーで加入することは可能だが、チームとしては期限までに選手を揃えたいところだ。

チームが決まらない現在の心境については「焦っても仕方ないのでね。移籍の問題は自分の意思だけでも決まらないです」とコメント。「去年もこんな感じだったので落ち着いていますし、経験があるので焦ることはないです」と、ガラタサライで選手登録を外れて半年間を過ごし、その後マルセイユに加入するまでの期間が生きていると語った。

移籍期限まで残り2日となったなか「良いニュースを届けられるように祈っています」と語る長友。「僕自身は焦りもなく、冷静にみていて、自分の意思だけでは決まらないです」とし、「自分を欲してくれるチームで輝くだけなので、そこはブレていないので、冷静に見ています」と、どこへ行くとなっても、スタンスは変わらないとした。

今夏はDF酒井宏樹(浦和レッズ)やFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)ら日本代表での共にプレーする選手が長い海外でのプレーを経てJリーグへと復帰している。

帰ってきた選手については「彼らは経験もあってヨーロッパのレベルもわかっていますし、トップクラスの選手のレベルもわかっているので、彼らにとったら最終予選が月に1回続くので、移動や時差も考えれば、それも良い選択だと思います」と判断は悪くないと語った。

一方で、長友はヨーロッパでのプレー継続を希望。「僕の哲学としては過酷な環境で勝負したいというのがあるので、そこは変わらずに持っています」と語った。

長友にはセリエAジェノアが獲得に関心を寄せているという報道があるが、あと2日でどんな結論が出るのか注目だ。

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