世の中に自分に似た人間が3人いると言われるが、あの“ロック様”ことハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンにそっくりな男性がアメリカで話題となっている。本人と見間違えそうなほど激似のこの男性は、地元市民を守る保安官だという。『The Sun US』『AL.com』などが伝えている。

米アラバマ州モーガン郡ディケーターにあるモーガン郡保安官事務所のFacebookで、現地時間20日に投稿された写真が話題を呼んでいる。そこには保安官の姿をした米俳優ドウェイン・ジョンソンらしき男性と一緒に並び、嬉しそうにしている男性の姿があった。ところがそこに写っているのはドウェイン・ジョンソンではなく、彼にそっくりな同保安官事務所に所属するエリックフィールズ中尉(Eric Fields、37)で、投稿にはこのように綴られていた。

「男性は最近、当保安官事務所のメイソン軍曹と会う機会があり『最近みんなが噂しているロックに似ている保安官に会いたい』と話しかけてきたそうです。メイソン軍曹はすぐにフィールズ中尉に男性のことを伝えたところ、彼は快く応じてハートセルのウォルマートに立ち寄って男性に会いに行きました。フィールズ中尉がウォルマートの勤勉な従業員であるタイラーという男性と彼の何人かの同僚と出会えたことは素晴らしい機会だったと言えます。」

実はフィールズ中尉、今月17日にも同保安官事務所のFacebookに防弾チョッキを着けて護送車の横に立っている写真が投稿され、「ロック様に似てる」との噂が持ち上がった。そしてその噂を耳にしたタイラーさんがフィールズ中尉に「是非会いたい」と申し出たようだ。

もともとフィールズ中尉はSNSなどで「そっくり」と噂されていたものの、今回の同保安官事務所の投稿によりフィールズ中尉の評判がさらに広まったようで、Facebookにはこのようなコメントが寄せられている。

「どこから見てもロック様にしか見えないよ。」
「彼はロサンゼルスに行って、ロックのスタントマンになったほうがいいよ。」
「私はうちの11歳の子供に『この人はロック様じゃないのよ』って何度も説明しなければならなかったわ。」

一方で当のフィールズ中尉は、今回のことを通じてモーガン郡の人々と同保安官事務所が交流を深めるきっかけになってくれたらと願っているそうだ。しかし彼は自分がドウェイン・ジョンソンに似ているという人々の期待をあまり背負い過ぎないようにしたいと述べ、このように明かした。

「私たちは地域社会との関わりを大切にし、ただ取り締まるだけでなく近所の皆さんとの交流を大事にしたいのです。ある日、歩いている私を違う角度で見た時、(似ているという)期待は裏切りたくはないのですが、やっぱり自分は自分らしくいることしかできないと思っています。まわりから『似てる』と言われることはお世辞でも嬉しいのですが、少しだけ神経質になってしまうのも事実です。」

「これからも私は私のままでいるつもりです。まあ私の存在は、ちょっと周りの興味を引くようなコミカルな存在であればいいなと思っています。それで誰かが『似ている』というのではあれば、そのノリに合わせるつもりです。私は私以外の誰にもなることはできないけど、誰かに幸せと笑いをもたらせたことを嬉しく思います。」

ちなみにフィールズ中尉はドウェイン・ジョンソン以外にも映画『ワイルド・スピード』シリーズでお馴染みのヴィン・ディーゼルに似ていると言われることもあるそうで、もし両俳優のモノマネをしてほしいと言われたら「喜んでするつもり」とのことだ。

画像は『Morgan County Sheriff’s Office 2021年8月17日付Facebook「A busy day across Morgan County…and our Corrections team was right there with us!」、2021年8月20日付Facebook「This gentlemen recently ran into Sgt. Mason and informed him he wanted to meet our Deputy that people say looks like “The Rock”. Sgt.」』『Eric Fields 2021年7月9日付Facebook「When she lets me pick on Date Night」』『therock 2021年7月16日付Instagram「And so it begins…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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