サンフランシスコ - 2021 年 8 月 31 日 - 「データとAIの民主化」を推進するDatabricks 社(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:データブリックス)は、16 億ドルの資金調達ラウンドについて発表しました。これはデータドリブン型の組織において、レイクハウスの需要が急速に拡大を続けている中、イノベーションとデータレイクハウスの導入を加速させるためのものです。カウンターポイント・グローバル(モルガン・スタンレー)が幹事を務めるシリーズ H ファンディングは、データブリックスの資金調達後に関する企業価値を 380 億ドルと評価しています。カウンターポイント・グローバル には新たな投資家として [ベイリーギフォード、クリアブリッジ、UC Investments(カリフォルニア大学理事会の最高投資責任者室)] が加わっています。従来からラウンドに参加している投資家は次の通りです。
[アンドリーセン・ホロウィッツ、ブラックロックが管理するファンドおよびアカウント、Canada Pension Plan Investment Board (CPP Investments)、Coatue Management、Fidelity Management & Research、Franklin Templeton、GIC、Greenoaks、Octahedron Capital、T. Rowe Price Associates が管理するファンドおよびアカウント、Tiger Global ManagementWhale Rock Capital Management]。

また、レイクハウスのグローバル展開を加速させるためのさらなるコミットメントとしてデータブリックスは、Salesforce の元エグゼクティブである Andy Kofoid をグローバル フィールド オペレーションズ担当プレジデントに任命したことについても発表しました。

データブリックスは、世界初のクラウド型レイクハウス・プラットフォームとして、データと AI のためのオープンな統合アーキテクチャを開拓してきました。このプラットフォームは、データウェアハウスの信頼性、ガバナンス、パフォーマンスをダイレクトにデータレイクに取り込んだもので、すでに多くの組織がすべてのデータを保存しています。データブリックスを利用しているお客様は、データレイクから、用途の異なるさまざまな接続されていないシステムとレガシーシステムの間でデータを移動することを余儀なくされるのではなく、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud 上にレイクハウスを構築し、1 つのプラットフォームであらゆるデータや分析作業のワークロードに対応することが可能です。その結果、お客様はアーキテクチャの複雑性の回避、インフラコストの大幅な削減、データチームの生産性の向上、イノベーションの高速化を実現しています。現在、世界中の数百におよぶ有力組織がデータブリックスのレイクハウス・プラットフォームを利用しています。

AT&Tの最高データ責任者であるAndy Markus 氏は次のように述べています。
「AT&T は過去 144 年にわたって人々の生活、仕事、娯楽の様式に変革をもたらし続けています。人々とその大切な人やモノをつなげるという、新しい刺激的なカスタマーエクスペリエンスを創造するための当社の目標のひとつとして、AT&T は当社のデータエコシステムの近代化とクラウドへの移行を進めています。このためには、ペタバイト規模のデータをクラウドに移動する必要があります。当社は、非常に精細なデータと、重要な AI/ML アプリケーションを支えるリアルタイムデータパイプライン向けにデータブリックスのデータレイクハウスを利用しています」

今回の新たなラウンドによってデータブリックスの総資金調達額は約 35 億ドルとなり、この資金は巨大な急成長中のデータレイクハウス市場における当社の優位性を加速させるために使用されます。オープンスタンダード、クラウドの採用、機械学習アプリケーションの継続的な向上を原動力として、当社はAI をさらにシンプル化し、すべての主要なパブリッククラウドの選択肢と柔軟性を維持し、レイクハウスを時代遅れのデータウェアハウスに取って代わる、新たな存在として確立するというイノベーションへの投資によって優位性を築いていきたいと考えています。また、Kofoid のリーダーシップの下で、当社は新しい市場への参入、パートナーエコシステムの有効化と拡大、幅広い業種別ソリューションの構築によって、データブリックスのレイクハウス・プラットフォームのグローバルな導入を加速させるための投資をしてきます。

データブリックスの共同創業者兼CEOのアリ・ゴディシは次のように述べています。
「今回の新たな投資は、データブリックスのレイクハウス・プラットフォームに対する急速な導入とお客様からの驚異的な需要を反映したものです。また、レイクハウスが未来のデータアーキテクチャであるという当社のビジョンに対する、企業や投資家からの信頼を裏付けるものでもあります。この投資は、当社がイノベーションのペースを加速させ、レイクハウスを導入しようとしているデータドリブン型組織の成功にさらに投資することができるという、興味深い新たな展開を示しています」

カウンターポイント・グローバルの運用責任者であるDennis Lynch 氏は次のように述べています。
「当社は、データブリックスとの提携を非常に喜ばしく感じています。レイクハウス・プラットフォームは、今日の顧客が求めているスピードと規模で分析業務に革命をもたらしています。データブリックスは、価値の高いデータを戦略的なビジネスインサイトに変換しようとしている先見性のある企業から選ばれる絶好のポジションにいることを確信しています」

UC Investments を運営するカリフォルニア大学理事会の最高投資責任者である Jagdeep Singh Bachher 氏は次のように語っています。
「データブリックスは、カリフォルニア大学のシステムから開花したイノベーションと開拓者精神の優れた事例です。バークレーで生まれた華々しい技術の新しいフェーズをサポートできることをうれしく思っています。今回の投資は、データレイクハウスというカテゴリの創造によってデータブリックスが、データと AI の未来を形成する姿を目撃できる特別な機会であることを証明するものです。データブリックスのチームとの提携によって数万人の未来のカリフォルニア大学の学生たちが次世代のイノベーターになれることを楽しみにしています」

今回のラウンドに参加しているその他の従来からの投資家と新規投資家は次の通りです。
[Alta Park Capital、BNY Mellonの一連のファンド、Discovery Capital、Dragoneer Investment Group、Flucas Ventures、Gaingels, Geodesic、Green Bay Ventures、The House Fund、Insight Partners、New Enterprise Associates]

データブリックスについて
データブリックスは、グローバルで唯一のデータ&AI企業です。Comcast、Condé Nast、H&M、そしてFortune 500の40%以上を含む5,000以上の世界のリーディング企業が、データブリックスのレイクハウスプラットフォームを活用し、データ、アナリティクス、AIなどのデータプロジェクトに取り組んでいます。データブリックスは米国サンフランシスコに本社を構え、世界中に営業拠点を有しているグローバル企業です。Apache Spark™、Delta Lake、MLflowのクリエーターによって創立され、企業のデータチームが抱える、世界の最も困難な課題を解決するサポートをしています。その他のデータブリックスの詳細に関しては、Twitter、LinkedIn、Facebookをフォローしてください。
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データブリックス・ジャパン株式会社についての詳細:
ホームページ: https://databricks.com/jp/
所在地 :東京都港区六本木1丁目4-5 アークヒルズサウスタワー16階
事業内容:データ&AI向け統合データ分析プラットフォームの提供
代表者:データブリックス・ジャパン株式会社 社長 竹内 賢佑

配信元企業:Databricks Japan株式会社

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