カニエ・ウェストは、ニューアルバム「ドンダ」のリスニングパーティー会場に、幼少期に暮らした家を丸ごと輸送してくるつもりだったそうだ。しかしながら、地元当局の許可が下りなかったそうで、8月26日シカゴソルジャー・フィールド・スタジアムで開催された3回目で最後の新作プレビューイベントに向けて、子供時代の家のレプリカを建設することになったという。

地元当局の関係者は、シカゴにおける家屋の輸送は、非常にテクニカルな過程で、構造技術者の報告書や複数の市の許可が必要だとした上で、サウスショア・ドライブの7815番地にあるその家を掘り起こして移動する許可の申請がされていなかったことから転移許可が出なかったと、シカゴ・サン・タイムズ紙に説明した。

20歳になるまでその家で暮らしていたカニエは、数年間空き家となっていた同住宅を昨年約22万5000ドル(約2500万円)で買い戻していた。

先日のイベントではレプリカの家はスタジアムの中央に設置され、トラックや特別機動隊の格好をしたダンサーたちが周りを走ったり踊ったりしていた。

また同イベントの最後には、現在離婚調停中の妻キム・カーダシアン・ウェストがウェディングドレス姿で登場、2人が新たに契りを交わすような演出が見られたが、関係者達は実際に同夫妻がよりを戻したわけではないと話している。