レバークーゼンドイツ代表MFナディーム・アミリが、アフガニスタンからの難民を支援した。ドイツ『キッカー』が伝えている。

24歳のアミリは、レヴァークーゼンで評価を高めるゲームメイカー。昨季はブンデスリーガ29試合の出場で2得点6アシストという数字を残し、東京オリンピックに臨むU-24ドイツ代表にオーバーエイジとして選出されると、今回の代表ウィークでもフル代表から招集を受けた。

そんなアミリは今回、ドイツ代表の慈善活動としてアフガニスタンからの難民が集まる宿泊施設を訪問。交流を深め、5日に行われたカタールワールドカップ(W杯)欧州予選グループJ第5節のアルメニア代表戦に招待したようだ。

アミリがこの活動を行った理由は、自身の両親もアフガニスタンからの難民だったから。かつての両親と同じく苦しい生活を強いられる人々に支援をしてあげたかったと話した。

アフガニスタンにルーツを持つドイツ人として、僕はアフガニスタンの最新の動向を注視しているんだ。僕は、かつて家族がそうであったように、ドイツに逃れてきた人々を精一杯サポートしたい。そう考えていたことは間違いはないよ」

「困難な時期にある宿泊施設のすべての人々の気が晴れるような、家族向けの体験だった。一緒に企画できたことを嬉しく思うよ」

「特に僕が重要視していたのは、すべての面で長期的な協力関係を築くことだったんだ」

難民たちへ暖かい支援を送ったアミリ。同選手はアルメニア戦でメンバーから外れ、ピッチでの雄姿を見せることはできなかったが、苦しい生活を送る人たちにとっては素晴らしいプレゼントとなったことだろう。

ドイツブンデスリーガ全試合LIVE配信!
>>詳しくはこちら

サムネイル画像