8日に消息を絶ったまま行方が分かっていないマレーシアクアラルンプール発中国・北京行きマレーシア航空370便の安否について、マレーシア政府が捜索活動に占い師まで動員しはじめた。半島晨報が12日報じた。

 記事は、マレーシア政府関係者が11日に「行方不明マレーシア航空機を探すために、どんな方法も惜しまない」と語り、イスラムの教義に反しない限りは占い師を含むいかなる人物の捜索活動参加を受け入れる意向を示したと伝えた。

 そのうえで、宗教関連事務を担当するジャミルキール首相府相が、同国内の著名な占い師をクアラルンプール空港に招き、航空機の位置を透視してもらう試みが行われたことを明らかにしたと紹介した。

 占い師は空港の入り口で祈祷したところ、「飛行機は空中にいるか、もしくはすでに海に墜落したが、陸地には墜落していない」とのインスピレーションがあったと語った。(編集担当:今関忠馬)(写真は「CNSPHOTO」提供)