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お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(38)が6日、2度目の新型コロナウイルス感染から復帰し、女優・倉科カナとイベントに登場した。復帰初日から倉科と息の合った様子を見せた斉藤だったが、思いがけない倉科のツッコミに言葉を失う一幕があった。

9月6日の「ブラックサンダーの日」にジャンポケ斉藤慎二倉科カナが登壇したのは「ブラックサンダー 新WebCM発表会」。ストーリー仕立てのWebCM『黒雷探偵事務所~怪盗ブラックを追って~』に、斉藤は自称名探偵のボス役で、倉科は美人有能助手の琲子(ひーこ)役で全7エピソードに出演する。

「探偵といったらトレンチコート」という倉科と斉藤は発表会に劇中の衣装で登場したが、2人は2008年にコント番組のレギュラーで共演していた仲。それ以来の共演となるが、倉科は「タイミングがバッチリというか、阿吽の呼吸で懐かしい気持ちがした。こんなに息がぴったりなんだ」と言うと、斉藤も「こんなに息があう2人ってあんまりいないよね?」と頷いた。芝居について斉藤が「来てもらいたいなと思う部分がピッタリだったので、やりやすかった」と言えば、倉科も「ここで来て欲しいというところで、斉藤さんがポンと入れてくださるから、撮影していて『気持ちいいー』と思いました」とまさに“相思相愛”といったところだ。

WebCMでは、チョコレート菓子「ブラックサンダー」を販売する有楽製菓から捜査依頼が入り、次々と浮上する容疑者候補の中から犯人を見つけていく。ストーリーに絡めて「怪盗になったら手に入れたい物」と聞かれると、倉科は「う~ん」と悩みながらも「金の延べ棒」と回答。その理由を「秘宝もいいなと思ったんですけど、売ったりするときに足が付くのではないかと現実的に考えて…。『大富豪さんの心を盗むのもいいわ!』とロマンチックにも考えたんだけど…」と笑った。

続く斉藤は「現金ですね」と回答。なぜ現金が欲しいのかというと「“ジャングルポケット”ってトリオ名は馬の名前から取ったんですよ。その馬が今年亡くなってしまって、自分たちはトリオ名でお仕事をいただいたり、ジャングルポケットに恩があるので、その子どもを買おうという企画をYouTubeでやってて。その中で一番何が足りないかといったら現金なんですよね」とトリオ名から生まれた計画を明かした。「だから是非その現金でジャングルポケットの子どもの馬主になって、3人で応援に行きたい」と“ちょっといい話”を披露すると、倉科が「でもそのお金、盗んだものですよね?」とすかさずツッコミ。「えっ…」と絶句した斉藤は「盗んだお金で…って最悪でしたね。すみません、そこまで考えてなかったです」とたじたじになっていた。

斉藤は妻でタレントの瀬戸サオリ(33)と競馬場で知り合ったという。今年2歳を迎える息子がいるが、最近斉藤がテレビに映ると「パパ」と指を差して笑うことも発表会で明かした。それが「幸せだと改めて感じるようになった」という斉藤は「家族というのは、すごく大事な存在ですし、困ったときのフォローとかが無かったら、今実際に元気良く仕事できているかどうか分からない」と家族に感謝した。仕事復帰初日となった発表会の最後に報道陣から体調を聞かれた斉藤は「もう大丈夫です。これからまた頑張っていこうかなと思ってます」と元気な姿をアピールしてステージを去った。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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