株式会社ゴーゴープロダクション（本社：東京都武蔵野市、代表取締役：二村直範、以下 ゴーゴープロダクション）は、熱中症やヘッドの重さによる怪我や障害等、昨今の着ぐるみ業界が抱えている課題や問題に応えるべく、ABＳシートをパンチング加工した素材で骨格を構築した、世界初の着ぐるみ「スースーヘッド(R)」(特許出願中 PCT/JP2021/26534)を開発しました。
本製品は、透湿性(湿度↓)・放熱性(温度↓)・換気性(二酸化炭素濃度↓)を有することで熱中症対策となり、軽量性(FRP製の従来品→40%減)や通音性が向上することで操演やコミュニケーション能力のUPにも繋がる新技術です。
■スースーヘッド(R)開発の背景
昨今、着ぐるみ業界では熱中症による事故や労災裁判のニュースを目にすることが増えてきています。現場レベルでは様々な予防や対策を講じてきましたが、着ぐるみ製品自体が根本的な解決に繋がる仕様は存在しませんでした。熱中症対策の一例として、頭部にファンを内蔵する製品はありますが、頭部が重くなることやファンの音でコミュニケーションに支障をきたすうえ期待するほど効果が得られず、ファン取り付け開口部の露出が見た目に影響を及ぼすこと等が、プロの現場で使える水準ではありませんでした。着ぐるみ先進国であり、文化であると言えるまでに発展した日本の着ぐるみ業界において、これらの問題解決は急務であるといえます。
そのような状況下でゴーゴープロダクションは、設立当初から掲げる製作理念と蓄積された高い製作技術を駆使して、エンターテインメントとアクターの安全の両立を実現する「スースーヘッド(R)」の開発に至りました。
【今まで着ぐるみ業界が抱えてきた課題】
●暑さによる熱中症のリスク
●事故によりイメージを損なうライセンサーリスク
●マイナスイメージにより人材確保の難易度が高い
●重さによる慢性的な怪我のリスク
●企業が安全配慮義務違反を問われる可能性 これらすべての課題に応え、
“安全性” と “エンターテインメント” の両立を叶えるべくスースーヘッドを開発
【新技術スースーヘッド(R)の効果】
◎放熱性ＵＰ(暑さを軽減) →熱中症予防、パフォーマンス向上
◎軽量性ＵＰ(４０％の軽量化) →胸郭出口症候群等の神経や血流の障害を予防、パフォーマンス向上
◎通音声ＵＰ(通音率向上) →パフォーマンス(コミュニケーション能力)向上
◎換気性ＵＰ(息苦しさを軽減) →酸欠予防、パフォーマンス向上
◎透湿性ＵＰ(湿気がこもりにくい) →熱中症予防、パフォーマンス向上
◎見た目に影響がない →クオリティ維持
■ゴーゴープロダクションについて
ゴーゴープロダクションは、コミュニケーションツールとしての着ぐるみの役割を最大限に発揮するためのサービスを提供する、モノづくり×エンターテイメントの「総合プロダクション」です｡
イベントの企画・プロデュースから着ぐるみ製作、パフォーマー・マネジメント、出張パフォーマンス、サポート・アフターケア、演出用機材、着ぐるみアクター講習会、スタジオ運営まで、着ぐるみに関するあらゆることを一貫したクオリティで承っています。
※「スースーヘッド」「Suu Suu Head」は、(株)ゴーゴープロダクションの商標または登録商標です。
※本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
配信元企業：株式会社ゴーゴープロダクション
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