9月3日菅義偉総理が不出馬を表明した、自民党総裁選9月29日に投開票が予定されており、岸田文雄議員、河野太郎議員、高市早苗議員、石破茂議員、野田聖子議員などが立候補を取りざたされている。

9月5日夕方、社民党福島みずほ参議院議員はTwitterにて

総理大臣は女性なら誰でもいいというわけではありません。選択的夫婦別姓に反対する人は、男女平等に理解がなく、総理大臣としてふさわしくありません。

ツイートを行った。高市議員や野田議員の総裁選立候補で、ともすれば女性初の総理大臣誕生の可能性も生まれている。一方で、高市議員は選択的夫婦別姓には反対、野田議員は賛成の立場であるとされており、今回の福島議員のツイートは高市議員に向けてのものだという見られているようである。

福島議員のツイートは反響を呼び、7日の時点で「いいね」が1万を超えていた。
賛否さまざまな意見が寄せられる中、作家の有本香さんはそれを引用し

だったら2度とクオータ制なんて言い出さないことですね。政治家に限らず、あらゆる職業において、女性なら誰でもいいわけじゃない、属性でなくその職に相応しい人が就く平等性が大事なんだから。それと、総理大臣にどういう人が相応しいかは国民が決めます。貴方の物差しで決めつけないでもらいたい。

ツイートを行う。

もう一つ。現行制度は男女どちらの姓も選べる仕立てなので、男女平等の原則には叶っています。それよりも貴方、閣僚時代に何していたんですか。高市さんと同じぐらい旧姓使用拡大に努めましたか? 女性の不便に対し、現実的な策の一つも講じない貴方が、他人を男女平等に理解がないなんて言えますか?

と続け、いずれも元の福島議員のツイートを上回る数の「いいね」がついていたようである。

※画像は『Twitter』より

「総理大臣は女性なら誰でもいいというわけではありません」福島みずほ議員のツイートに「いいね」1万超の反響