カタールワールドカップ(W杯)欧州予選グループG第6節のオランダ代表vsトルコ代表が7日に行われ、6-1でオランダが勝利した。

ここまで3勝1分け1敗でグループ2位のオランダは、圧勝した直近のモンテネグロ代表戦から先発を3人変更。ギャクポ、マラシア、デ・リフトに替えてベルフワイン、ファン・ダイク、ブリントを先発で起用した。

一方、欧州予選無敗(3勝2分け)でグループ首位のトルコは、主力を温存した直近のジブラルタル代表戦から先発を6人変更。ヤズジュやケレム、アンタルヤルらに代えてブラク・ユルマズやチャルノール、ウンデルらを先発で起用した。

試合は開始早々にオランダがスコアを動かす。1分、こぼれ球をボックス右横で拾ったベルフハイスの折り返しをボックス内のクラーセンがワンタッチではたくと、デパイのワンツーに反応したクラーセンがゴール左隅にシュートを流し込んだ。

先制点で主導権を握ったオランダは、16分にもクラーセンとの絶妙なワンツーでボックス内に侵入したデパイが冷静にゴールネットを揺らし、追加点を奪った。

その後は一進一退の展開が続く中、オランダは36分に追加点のチャンスを迎える。ボックス左手前に切り込んだベルフワイン横パスに反応したクラーセンがボックス内でソユンクに倒されPKを獲得。このPKをデパイが冷静にゴール中央に沈めた。

3点差となったトルコは、44分に抜け出そうとしたデパイをソユンクが体を当てて倒すと、この日2枚目のイエローカードが掲示され退場処分となった。

迎えた後半、オランダはF・デ・ヨングを下げてコープマイネルスを投入。一方、10人のトルコはカラマンとオルクン・コクチュを下げてトゥファンとオザン・カバクをピッチに送り出した。

数的不利ながら積極的な入りを見せたトルコだが、オランダは54分に追加点を奪う。ベルフワインの左クロスをゴールエリア右のベルフハイスが頭で折り返すと、最後はデパイがダイビングヘッドでゴールに押し込んだ。

リードを広げたオランダは、61分にベルフワインとワイナルドゥムを下げてマレンとティルを、71分にクラーセンとダンフリースを下げてグラフェンベルフとA代表デビューとなるレンシュを投入。

するとオランダは80分、コープマイネルスのロングスルーパスに反応したティルがボックス内でボールを収めると、ゴールに背を向けた状態から素早く反転し、シュート。相手GKに当たったボールはゴール左隅に吸い込まれた。

攻撃の手を緩めないオランダは、90分にマレンがゴールネットを揺らし6点目を奪ったが、後半アディショナルタイムにウンデルに1点を返され、6-1で試合終了。

デパイのハットトリックなど攻撃陣が爆発したオランダが、トルコとの天王山を制してグループ首位に浮上している。

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