パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアに、UEFA(欧州サッカー連盟)から3試合の出場停止処分が下った。フランス『Le Parisien』など複数クラブが報じている。

ディ・マリア5月4日に行われた昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のシティ戦2ndレグで、69分に相手MFフェルナンジーニョと衝突し、小競り合いの中で踏みつけるという愚行を働いた。

さらに、ディ・マリアは一発レッドカードピッチを後にする際、フェルナンジーニョに対して「お前は雌犬から生まれた子供だ」という意味の侮辱発言をしていたことも判明していた。

それに対する制裁が6月8日の時点で決定していたようだが、この度その内容が明らかに。UEFAが管轄する大会における3試合の出場停止という重い処分となった。

また、PSGには「チームの不適切行為」として16000ユーロ、「試合を遅延させた」として35000ユーロの罰金が科せられた。

なお、シティ戦1stレグでMFイルカイ・ギュンドアンのアキレス腱付近に足裏を見せたアフターチャージを見舞い、一発退場となっていたセネガル代表MFイドリサ・グイエには2試合の出場停止処分が科せられており、そのうちの1試合は同2ndレグで消化済み。今シーズンのCLにおいては、今月15日にアウェイで行われるグループステージ第1節のクラブ・ブルージュ戦のみ出場停止となる。

一方、ディ・マリアは上述の試合に加え、同28日のホームでのシティ戦および、10月19日に予定されている同じくホームのライプツィヒ戦は出場不可となる。

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