俳優の斎藤工が主演し、女優の白石麻衣が共演するドラマ『漂着者』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)第7話が今夜放送される。第7話では、新谷詠美(白石)が上司の橋太(橋本じゅん)から、父に関する驚がくの真実を知らされる。

【写真】“新谷詠美”白石麻衣に父の真実を告げる“橋太”橋本じゅん 『漂着者』第7話より

 ヘミングウェイ(斎藤)と対談していた総理大臣が落下してきたシャンデリアの下敷きになって死亡。ヘミングウェイが死を予言する言葉を叫んだ後に、シャンデリアが落下するという決定的な瞬間が動画で拡散され、世間が騒然となる中、外務大臣の藤沼恵美子(峯村リエ)が総理大臣臨時代理に任命される。

 詠美は橋に、ヘミングウェイが最初に絵を描いて予言した総理大臣の死が、シャンデリアの落下によるものではなく“橋らしき人物による殺人”だったことを告げる。「ヘミングウェイが未来を変えたってことか?」と笑い飛ばす橋だったが、なんと翌日に退職届を提出する。

 唐突な決断にがく然とする詠美に、橋はある事実を語り始める。それは、かつて詠美の父親が収賄事件に巻き込まれた際「墓場まで持って行く」と言っていた秘密を、どうしても知りたいと思って取材を続けた結果、おぞましい真実、そして憎むべき黒幕を知ってしまったという内容だった。

 一方、崖から大勢の人々に見送られて海に飛び込んだ記憶がよみがえったヘミングウェイは、自分が何者なのかを考え続けてきたものの、それだけではすべての記憶は戻らないと気付く。そして、自分の過去を知るというNPO法人『しあわせの鐘の家』の代表・ローゼン岸本(野間口徹)に、「あなたは何者なんですか?」と静かに問い掛ける。すると、それを聞いたローゼンは…?

 また、刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)は、ヘミングウェイを一連の事件の容疑者だと疑いながらも、その能力が本物ならば12年前に行方不明になった娘に会わせてほしいと、涙ながらに訴える。

 そんな中、再び女児誘拐事件が発生。なんとその被害者は、新潟県警の捜査一課長・佐々木文雄(岩谷健司)の娘だった―。

 金曜ナイトドラマ『漂着者』第7話は、テレビ朝日系にて9月10日23時15分放送。

ドラマ『漂着者』第7話場面写真 (C)テレビ朝日