アメリカ代表のグレッグ・バーホルター監督はサッカーよりもバスケットボールが得意なようだ。

アメリカは現地時間8日、カタールワールドカップ(W杯)北中米カリブ海最終予選の第3節で、ホンジュラス代表とのアウェイゲームに臨んだ。1点ビハインドで前半を折り返す難しい展開のなか、後半に4ゴールを奪って逆転勝利。今予選初白星を挙げた。

厳しい戦いが続くアメリカだが、この試合の開始早々に特筆すべきハイライトがあった。テクニカルエリアで戦況を見つめていたバーホルター監督は、タッチラインの外側へ転がってきたボールを左足で救い上げてキャッチ。そこから、自身の背後を通すテクニカルなパスでスロワーへと返球した。

これは『ビハインド・ザ・バックパス』と呼ばれる、バスケットでも上級テクニックの1つに挙げられる技だ。自然にこのような動作へ移るとは、さすがバスケ大国の監督といったところか。

SNSで公開されたこの動画には「かっこいい」「前半のハイライト」といった声が。一方で、直前2試合はドロー止まりの戦績を踏まえて「指導よりもそっちが得意」「監督よりもポイントガードとして優れている」といった厳しい意見も寄せられた。

アメリカは現在、3試合を終えて1勝2分け。メキシコカナダに次ぐ3位に甘んじているが、バーホルター監督はここから手腕を発揮し、巻き返すことはできるだろうか。



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