プレミアリーグ第4節が11日に行われ、DF冨安健洋が所属するアーセナルとノリッジが対戦した。冨安は先発でデビューを飾り、4バックの右サイドバックでスタート。攻守にわたって安定したパフォーマンスを発揮し、62分までプレーした。

 アーセナルは5分、ベン・ホワイトの縦パスを冨安がペナルティエリア手前で受け、左足を振り抜く。しかし、これは相手DFにブロックされる。10分にはキーラン・ティアニーのロングボールに抜け出したピエール・エメリク・オーバメヤンが鋭いミドルシュートを放つが、枠を捉えられない。

 一進一退の攻防が続くなか、アーセナルは45分に決定機。左サイドからキーラン・ティアニーが送ったクロスは相手にクリアされるが、こぼれ球に冨安が反応。ダイレクトボレーで合わせたシュートは惜しくもクロスバーの上に外れた。

 スコアレスで折り返すと、66分にアーセナルは待望の今季初得点を記録する。ペナルティエリア右からニコラ・ペペが放ったシュートは相手GKティム・クルルの手にも当たって左のポストに直撃。こぼれ球をペペが押し込もうとすると、今度は右のポストに阻まれる。それでも、セカンドボールに反応したオーバメヤンが押し込み先制した。

 アーセナルは追加点を狙うが、複数のチャンスを生かすことはできない。それでも試合はこのまま終了し、アーセナルは今季初勝利、ノリッジは4連敗となった。次節は18日に行われ、アーセナルはアウェイでバーンリーと、ノリッジはホームでワトフォードと対戦する。

【スコア】
アーセナル 1-0 ノリッジ

【得点者】
1-0 66分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル

アーセナルとノリッジが対戦した [写真]=Getty Images