HKT48田中美久が12日、都内で1st写真集『1/2少女』(双葉社)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。


田中の地元・熊本でロケを敢行した本作は、水着や寝起きスッピン、温泉シーンなど、今まで見たことのない“みくりん”がたくさん!12歳でHKT48入りして8年…ファン待望のファースト写真集は「カワイイ!」がいっぱい詰まった作品になっている。


完成した写真集を手にした田中は「ファンのみなさんも自分も写真集が夢だったので、こうやって10代のうちに撮影ができて、20歳の誕生日に発売できることが本当に嬉しいです」としみじみと語り、「20歳になって発売するので、昔の自分だったら絶対にできない大人っぽいカットも詰まっているので、私の今がギュッと詰まった写真集になっていると思います」とアピール。秋元康氏が命名したというタイトルについては「子どもでもあり、大人でもある今だからこそ、付けられるタイトルじゃないかなと思います。ファースト写真集を出すにあたって等身大の自分を出したいなと思っていたので、それにぴったりなタイトルですごく嬉しいです」と声を弾ませた。


お気に入りには、白水着でアンニュイな表情をカメラに向けているカットを挙げ「緑の背景に白い水着で三つ編み姿が“The 少女”って感じもありつつ、この日は雨が降っていたので、ちょっと濡れているところが大人っぽさもあって、タイトルの『1/2少女』にぴったりなカットだなと思ってすごく好きです」と理由を明かし、「雨が降っていたので、雨が止むまで(撮影を)待とうかって感じだったんですけど、撮影スケジュールもギシギシだったので、逆に新鮮でいいんじゃないかってなって撮った写真が、自分の中ではお気に入りになりました」と笑顔で語った。


また、撮影時の思い出を聞かれた田中は「やらかしてしまったエピソードがありまして…」と前置きをしつつ、「撮影初日の夜に、少しでもきれいに写りたいなと思ってボディークリームを塗って脚のマッサージをしていたんです。そうしたら、翌日、脚がアザだらけになってしまって…。自分が思ったよりも強くマッサージしすぎちゃって、周りのスタッフさんから「1日で何があったの?」って言われてしまって…。その日はコンシーラーとファンデーションで必死に隠して撮影に臨みました。久々の水着解禁なので、気合いが入りすぎてやらかしてしまいました(笑)」と苦笑いし、「メイクさんの技術できれいな脚を作り上げてくださいました」と感謝した。


さらに、周りの反響を聞かれると「メンバーのみんなも家族もべた褒めで、“ほぼ裸じゃん”ってカットがあるんですけど、そう見せようと思って撮ったカットじゃなくて、いろんな奇跡が重なってそう見えました(笑)」といい、そのカットに対する両親の反応については「「あんた、これ着てるの!?」って言われました(笑)。びっくりしてました」と照れ笑いを浮かべた。そんな写真集の出来栄えを聞かれ「100点中99点です!」と自己採点した田中は「自分でも満足のいく出来上がりで本当に嬉しいですし、残りの1点は私の今後の期待の点数として、あえて満点ではなく99点です」と目を輝かせた。


この日、20歳の誕生日を迎えた田中は「12歳の小学6年生からHKTに加入して20歳になったので、私はよく“抜けている”と言われがちなんですが、20歳になったらHKT48を引っ張っていける自立した大人になれるように、さらに精一杯頑張りたいなと思います」と力強く語り、「私はHKT48を国民的アイドルグループに導ける人になりたいので、自分もさらに頑張っていきたいでし、グループを引っ張っていける存在になりたいです」と宣言。新たに挑戦したいことを尋ねられると「ファースト写真集を20歳になって発売させていただいたので、これを機に48グループのグラビアクイーンになれるように、たくさんの雑誌の表紙をジャックしたいなと思います」と抱負を語った。


また、最初のお酒は指原莉乃と飲むと決めているそうで「それまでお酒は飲まないように我慢しようと思っています。昔からさしこちゃんと「一緒にお酒を飲もうね」と約束していたので、その約束が叶うと思うと感慨深いです。飲むことになったら、私のこの写真集を持って行って、飾って見ながら一緒に飲みたいです」と期待に胸を踊らせ、どんなお酒を飲ませてほしいか追求されると「指原さんに全部お任せしたいです。かわいいアイドルっぽいのがいいですね(笑)」と答えた。

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