LINE NEWS VISIONドラマ「EXTREME ACTION」で主演を務める女優の山本千尋さん。同作は、公安警察特殊部隊員だった兄を殺されたユウナ(山本さん)は犯人に復讐(ふくしゅう)するため、内部に潜入します。組織に潜入したユウナの前にシュウ(ZENさん)と名乗る男が現れ、彼と死んだ兄の関係性を知り、行動を共にする…LINE NEWS動画プロジェクト「VISION」のアクションドラマです。

 オトナンサー編集部では、山本さんに単独インタビューを実施。オファーの感想や理想の女優像などを聞きました。

初めての全編アクションに高揚感

Q.オファーを受けていかがでしたか。

山本さん(以下敬称略)「全編アクションというのは初めてなので、ワクワクしました。LINEで配信されるので、画面が縦型ということを聞いて、新しい企画に挑戦できるという意味でも楽しみでした」

Q.パルクールはけがの多いアクションですが、けがはされませんでしたか。

山本「けがをしないための体づくりを心掛けています。パルクールのスタジオに、撮影前に行って教えてもらいました。パルクールダイナミックな動きをするから危険と思われがちですが、体を守る動き方をしています。

3時間練習しただけで全身がガチガチになりました(笑)体の動かし方や受け身がアクションとはまた違っていて難しかったです。計算しながら動き、いざとなったら技を変え、中国武術にはない対応力が必要でした。今後のアクション作品にも役立つと思います」

Q.ユウナはどんな人物だと思いましたか。 

山本「ユウナは守ってもらっているけど芯は強いです。兄と同じで負けず嫌いで、言ったことは曲げない強い子だと思いました」

Q.武器を使ったアクションの方が落ち着くとおっしゃっていましたが、今回はいかがでしたか。

山本「武器のおかげで落ち着いていました(笑)武器を持つと強くなった気になりますが、素手はまだ苦手意識があります。中国武術の素手とアクションの素手は大きな違いがあるので、武器を持った方がホッとします。撮影の前日は刀を抱き枕にして寝ました(笑)」

Q.インスタグラムにアクション動画を上げられていますね。

山本「そういう動画を上げたときにコメントが多くつくので、こういうところを見せた方がいいのかなと思っています。でも、中途半端なものは上げたくないので、これは見せたいというものを選んだ結果、1年に1度くらいしか上げられなくなりました(笑)」

Q.25歳を迎えられた今の心境はいかがですか。

山本「目標は絶えずあり、目標をクリアしたら新しい目標を増やしていきたいと思います。今年に入ってから舞台に2回も出演させてもらったので、劇団☆新感線さんの舞台に出たいです。三谷幸喜さんの作品に出演したことが私にとってターニングポイントになったので、アクション作品だけでなく、コメディーにも出たいと思います」

Q.理想の女優像を教えてください。

山本「中国武術を3歳から始めて、映画『太秦ライムライト』という作品でデビューして、現場の方たちに殺陣を教えていただきました。そんな環境にいさせていただいたのはありがたいなと思っていて、教えてくださった方々の意志を継げる存在でありたいなと思っています。

立ち回りもそうですし、3歳から武術を教えてくれた恩師もいますので、私しか受け継げなかったものがあると思います。女優として活動する中で、こういう道もあると示していきたいです」

 LINE NEWS VISIONドラマ「EXTREME ACTION」は配信中。

オトナンサー編集部

山本千尋さん