2018年から本格ラーメンシリーズを展開している「かっぱ寿司」が、9月15日から第15弾となるラーメンを販売。今回はラーメン凪が監修した「“すごい”煮干しラーメン」(税込462円)が登場します。販売に先駆けて前日の14日に「メディア先行試食会」が開催されたので行ってきました。

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 ラーメン凪と言えば、2004年に新宿・歌舞伎町ゴールデン街にわずか4坪のお店から創業。全国各地から厳選された20種類以上の煮干しを毎月5トン以上仕入れて独自にブレンドするなど、現在では日本一煮干しを追求した“ニボい!”ラーメンで有名な人気店です。

 記者も濃厚な煮干しスープを堪能できる凪のラーメンは大好き。期待に胸を膨らませながら試食会が開催された「かっぱ寿司 板橋店」に向かいました。

 試食会では、まず9月1日10月3日の期間限定で開催している「北海道どさんこ祭り」で人気のネタ4品(「北海道 ほっぺた落ちそうな どさんこ盛り」「北海道産 コリコリ大つぶ貝」「北海道いわし」「北海道産 鮮度抜群スルメイカソーメン」)が登場。

 普段から食べたいものから食べていく記者。見た瞬間からコレから食べよう!と決めていた「北海道 ほっぺた落ちそうな どさんこ盛り」(税込330円)から実食。いただきます!

 「どさんこ盛り」は北海道産のホタテやカニ、いくらなどがどっさりのっていて、さらにマグロのたたきやサーモン、トッピングとしてたくあん玉ねぎ、大葉なども添えられた逸品。

 シャリの上にあまりにも多くのネタが乗っているため、担当者さんも「食べ方が難しい」「お寿司として食べるのは不可能なので崩して食べてください」と言っちゃうほど。思わず「それ、そっちが言う!?」と心の中で突っ込んでしまいました。

 ネタを2つに分けて食べましたが、いくらのプチプチ感やホタテの弾力、マグロのたたきやサーモンのトロッとした舌触り、たくあん玉ねぎのポロポリシャキシャキとしたアクセントなど、本当にいろいろな味わいや食感が楽しめて美味しかったです。

 続いて鮮度にこだわり、いわしにはあまりやらない鮮度が長持ちする窒素充填冷凍を施し、北海道から直送して提供している「北海道いわし」(税込165円)。肉厚で脂ものっていて美味い!普段食べているイメージしていたいわしとは全然違いました。

 コリコリ感を重視したカット方法で提供している「北海道産 コリコリ大つぶ貝」(税込330円)と、イカ本来のもちっとした食感と味わいを堪能できる「北海道産 鮮度抜群スルメイカソーメン」(税込220円)も、噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がり、もう最高に幸せでした。

 そして、お待ちかねの「“すごい”煮干しラーメン」。店主の生田さんによると、最初はお店の味に近いスープにしようとしていたそうなのですが、お寿司との組み合わせを考えると「煮干しが強すぎてしまう」と感じ、お互いの良いところを引き出すためにスープを少しアレンジ、さらに麺を極太から少し変更し、食べやすさを重視。「煮干しの楽しさと美味しさをしってもらおう」と考えながら開発したとのことです。

 とは言いつつも、運ばれてきたラーメンからは煮干しの香りが思いっきり放たれています。スープも豚系白湯をベースにカタクチイワシを加えた濃厚な出汁となっているだけあり、旨味が詰まっていて美味しい!さらに煮干し・唐辛子・生姜・ニンニクなどをブレンドした特製の赤ダレをスープに溶かしてみると、味に深みとコクが増す感じがしました。

 食べやすさを意識しているだけあって、どんどん麺が進みます。チャーシューやメンマもジューシー&シャキシャキで、スープや麺とマッチして美味しかった!これが500円以下なんて……。

 今回の試食会では「“すごい”煮干しラーメン」だけでなく、「北海道どさんこ祭り」で人気のネタ4品も食べられて大満足。欲を言えば一部店舗ではすでに終売となっている「鶏のどさんこザンギ」(税込330円)も食べたかったですが……。プライベートで、まだ販売している店舗を探そうと決意した大食い記者でした。

取材協力: カッパ・クリエイト株式会社

(取材・撮影:佐藤圭亮)

かっぱ寿司とラーメン凪がコラボ すごい煮干しラーメンが最高にニボかった