暮しの手帖社は、荻上チキさんとヨシタケシンスケさんによる『暮しの手帖』の人気連載「みらいめがね」書籍化第2弾として、『みらいめがね 苦手科目は「人生」です』を2021年9月中旬に発売します。


ラジオやテレビ番組でご活躍中の評論家・荻上チキさんのエッセイと、人気絵本作家ヨシタケシンスケさんによるイラストで構成した一冊です。
身近な出来事に潜む社会問題をわかりやすく説きながら、固定観念をひとつずつ取り払う、荻上さんのやわらかな筆運び。そしてヨシタケさん独自の切り口で描かれた、ユニークなイラストを存分にお楽しみいただけます。
好きなものを集めて心を守る、相手を困惑させる自虐は禁止、理不尽な校則の実態調査、香港の現状報告など、生きやすい社会にするための荻上さんの思いに、ヨシタケさんがヒーロー、着ぐるみ、狸、ロボットまで登場させ、クスッと笑えるイラストで応えます。視野を広げ、生きにくさをはじき飛ばす14話と、ヨシタケさんの傑作あとがきマンガを収録しています。

好評を博した1巻『みらいめがね それでは息がつまるので』(2019年刊)は、時勢をとらえた内容が話題となり累計25,000部を記録。2 巻でも、「フレーミング」「マインドフルネス」「プライドパレード」「うつ病」「マンスプレイニング」「⾬傘運動」「ボディシェイミング」など現代社会を読み解くキーワードが次々登場します。
  • 装釘は、大島依提亜さんです!

装釘は、大島依提亜さんが手がけます。
半透明の表紙カバーにめがね、マスクが別刷りされた、目を引くデザインです。
  • 著者コメント(本書より)

「人によってはギョッとしちゃうかも。それでも読後に、視界がちょっと広がっているかも。
どっちに転ぶかわかりませんが、やっぱり、お眼鏡にかないますように」

――荻上チキ(まえがきより)

「人間、歳を重ねれば重ねるほど、視野もピントも限られてきます。
だからこそ、いろんな『めがね』が必要に、大事になってくるんですね」

――ヨシタケシンスケ(あとがきより)
  • イベント情報

来る10月29日(金)、荻上チキさんのオンライントークショーを開催します(主催:文化通信社)。
今回は、対象書店で本を購入した方限定でご参加いただけるオンラインイベントです。
対象書店、お申込み方法など、詳しくは、暮しの手帖社ホームページのイベント案内をご覧ください。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/information/20210913

著者の荻上チキさんが、「星野源オールナイトニッポン」にゲスト出演します。
放送日:2021年9月21日(火)25時
放送局:ニッポン放送 ラジオAM1242
  • 著者プロフィール


文・荻上チキ(おぎうえ ちき)

1981 年兵庫県生まれ。評論家。メディア論を中心に、政治経済社会問題、文化事象まで幅広く論じる。NPO法人ストップいじめ!ナビ」代表理事。一般社団法人「社会調査支援機構チキラボ」所長。ラジオ番組「荻上チキSession」(TBSラジオ)メインパーソナリティ。「荻上チキSession−22」で、2015年度ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞、2016年度ギャラクシー賞大賞を受賞。著書に『未来をつくる権利 社会問題を読み解く6 つの講義』(NHKブックス)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP新書)など。

絵・ヨシタケシンスケ(よしたけ しんすけ
1973 年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、2017年ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、『このあと どうしちゃおう』(ブロンズ新社)で第51回新風賞など受賞多数。近著に『あんなに あんなに』(ポプラ社)、『あきらがあけてあげるから』(PHP研究所)など。
  • 書誌情報

みらいめがね2 苦手科目は「人生」です
2021年9月中旬 発売
四六判/並製/192⾴ 定価1650円(税込)
ISBN 978-4-7660-0222-5
文・荻上チキ 絵・ヨシタケシンスケ
装釘・大島依提亜 
               

みらいめがね それでは息がつまるので
2019年5月刊 四六判/並製/194⾴ 定価1650円(税込)
ISBN 978-4-7660-0212-6
文・荻上チキ 絵・ヨシタケシンスケ
装釘・大島依提亜

配信元企業:株式会社 暮しの手帖社

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