アメリカサッカー連盟(USSF)は14日、アメリカ女子代表と男子代表に関して、同一の契約提案を提供したことを発表した。

予てから女子チームの選手たちから、ワールドカップなどでの報酬に関して、男女平等が訴えられてきた問題。2019年には訴訟が起こされていたが、今回ついに交渉が実る形となった。

USSFは、アメリカ女子代表チーム選手協会(USWNTPA)とアメリカ代表チーム選手協会(USNSTPA)に対して、単一の団体交渉協定(CBA)の構造の下で、同一の契約にすることを提案した。

USSFはこの件について「関係者全員にとって、そしてアメリカでのスポーツの将来にとっての最善の道は、両者の代表チームの単一の賃金体系だと固く信じています」と声明を発表。「この提案により、アメリカ女子代表とアメリカ代表の選手は、世界で最も給与の高いナショナルチームの選手の1人であり続けると同時に、アメリカの将来への投資を組み合わせたこの機会に、全ての当事者が新たに始めて共同で共有できる収益分配構造を提供する」と発表した。

さらに、「USSFはアメリカ代表とアメリカ女子代表の間で、FIFAワールドカップの賞金を平等にする方法を見つけるため、選手と両選手会に連盟に参加することを再び呼びかけた」とし、「USSFはワールドカップの賞金を平等にするという重要なステップを踏まない、いかなる団体交渉協定には同意しない」とした。

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