中国のポータルサイト・網易に13日、「日本人は掃除したトイレの水を飲む」という「伝説」がどこから出てきたのかについて紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、中国国内ではこれまでに外国に関する様々な「伝説」が拡散してきたとし、特に日本については「便器の水が飲めるまできれいにトイレを掃除する」、「日本のサマーキャンプでは小学生100キロ歩く」、「日本の飲食店では使った食器を7回すすぎ洗いする」など多くの情報が流れ、ネット上では現実世界とは異なる「パラレルワールド」の日本が構築されてきたと伝えた。
 
 そして、「伝説」の多くは具体的な情報ソースが示されず、どこから出てきたか分からない話である中で、「便器の水を飲む」という話については出どころや登場人物がはっきりしていると指摘。最も有名なのは、今月の自民党総裁選への出馬を模索している野田聖子氏のもので、80年代に帝国ホテルに就職してトイレ掃除の研修を受けた際に、慣れないトイレ掃除に吐いてしまった野田氏の前で、先輩が便器の水をコップに入れて飲んだというエピソードだと紹介している。
 
 また、80年代の日本で放送されたドラマにも野田氏のエピソードに通じるようなシーンがあったとして、長渕剛主演のドラマとんぼ」のシーンを紹介。長渕演じる主人公が舎弟にトイレ掃除のやり方を教える際に、きれいに掃除した上で便器を舐めてみせ、真剣に掃除をする姿勢を自らの行動で示すというものだったと伝えた。
 
 記事は余談として、「とんぼ」の主題歌として使われた長渕剛の同名曲について、日本でヒットした以外にも台湾のアイドルグループ「小虎隊」が90年にカバーしたことを紹介。「残念ながらアイドルの彼らには、大人の男の成熟感はなく、この曲やドラマで描かれた『苦痛や苦渋を抱えながらも前向きに生活していかなければならない』という精神的な境地まで再現することはできなかった」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

「日本人は便器の水を飲む」という伝説は、一体どこから出てきたの?=中国メディア