コロナ禍で外出自粛が呼びかけられ、自宅で過ごす時間が増えるなか、寂しさに耐えきれずに“結婚”を意識する独身者も少なくない。それまで好き勝手に生きてきたはずなのに、「結婚してえなあ」とポツリ。しかし年齢を重ねるほど、婚活が難しくなってくるのは言うまでもない。相手の希望年収のハードルもあがってくる。

 中年婚活を難しくさせる“条件”は、年齢や年収だけではない。男性ばかりの職場で出会いがなく、「このまま一人で一生を終えるのでは」と危機感を抱き、2年前から婚活を始めた高岡悟さん(40歳・仮名)は自身の条件について教えてくれた。

◆「親」「子供」「住宅ローン」「趣味」条件多すぎの中年男性

「ウチは母一人子一人の母子家庭なので、必ず親がついてくるし、都内に4LDKの一軒家を購入して住宅ローンも抱えています。そして、子供が欲しいことを考えると、遅くとも来年には何らかの結果を出したい……。初めてマッチングした女性は『同居NG』『結婚後は故郷の長野に帰る』という方だったので、2回デートしただけで自然消滅に。

 こういう条件面をどのタイミングでどこまで話すのかは毎回悩みます。これまで3人の女性とマッチングしましたが、お付き合いには至っていません

◆なによりも「オタク趣味を拒否らないでほしい」

 そして、高岡さんの婚活をさらに難しくするのは趣味だ。アニメオタクで、趣味を許容してくれる女性であることが最も重要視している条件だという。

「知識はなくてもいいので拒否らないでほしいんですよ。実際、知人のアイドルオタクは、いざ結婚となったときに『オタクをやめてくれ』と言われて破談になっていました。相手も何かしらハマっていることがある人なら、互いに融通しやすいでしょうけど」

◆36歳のOLとマッチング

 現在はアプリで36歳のOLとやりとりをしている最中だそう。

コロナ禍で今は会うことが難しいのですが、オタク趣味が合うのでしばらく続けたいところです。初回のデートカフェケーキを食べるか公園で散歩したいと相手からリクエストもあったので、このチャンスをものにしたいですね」

 目標は来年まで。これらの条件を受け入れてくれる女性と出会えることを切に願うばかりだ。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[中年婚活のリアル]―


高岡さんは、趣味の合うオタク向け街コンにも参加したが、友人同士で盛り上がるだけになりがちなので婚活の場としては難しいとの見解