もしお気に入りのレストランで頼んだハンバーガーに、切断された人の手指が丸ごと入っていたら…そんな考えただけでも恐ろしくなるような事件が南米のボリビアで起きてしまった。『The US Sun』『7NEWS』などが伝えている。

ボリビア在住のエステファニー・ベニテスさん(Estefany Benitez)は今月12日夜、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラにあるハンバーガーチェーン「ホット・バーガー(Hot Burger)」を友人と訪れ、一生のトラウマになるような経験をした。

ハンバーガーにかじりついたエステファニーさんはその日、柔らかな肉の中にいつもとは違う硬い塊があることに気付いた。何かと思って取り出したところ、それは調理され変色こそしているが、爪の形がはっきりとわかる人間の手指の一部であることが分かったのだ。

あまりのショックにエステファニーさんは、自身のFacebookに「食事中、人間の指にかじりついてしまった」と言葉を添え、食べかけのハンバーガーと千切られたような指の写真、店の責任者とのやりとりを収めた動画を投稿したところ、大きな反響があったという。

『LADbible』によると、苦情の対応をした責任者は店には下準備されたハンバーガーが届けられること、このようなことが起きたのは初めてであることを強調し、エステファニーさんに「何か欲しいものがあれば言ってくれれば用意する」と告げたそうだ。

さらに責任者はその後、「店を閉める」と申し出たのにもかかわらず、何事もなかったかのように営業を続けており、エステファニーさんは「店側の対応には全く納得がいかない」と憤慨している。

実はエステファニーさんがかじりついた指は、同チェーンのハンバーガー製造工場の従業員が肉をスライスしている時に切断した人差し指だったことが明らかになっており、「ホット・バーガー」のスポークスマンは「非常に遺憾である」と述べていた。しかしながらこの事件には地元警察も調査に乗りだし、同支店は一時的に閉店され、運営会社には罰金刑が科せられたという。

なお同チェーンの工場や店のあまりにもずさんな対応には非難が殺到しており、「なぜすぐに店を閉めなかったのか」「こんな店では絶対食べたくないね」「工場は従業員の指が切断された後、指を探さなかったの? そのまま機械の消毒もしなかったってこと?」「衛生的にどうなの?」「これは訴えるべきだ」「私が彼女の立場だったら、もうハンバーガーを食べることができないね」「気持ち悪い」といった声があがった。

ちなみにブラジルでも昨夏、デリバリーで頼んだミートパイの中に人間の切断された手指が見つかっていた。パイを食べていた少年は指を吐き出し飲み込むことはなかったが、夜になると悪夢にうなされたという。

画像は『LADbible 2021年9月16日付「Woman Eating Burger Bites Into Human Finger At Fast Food Restaurant」(Credit: @estefany.benitez.399/Newsflash)』『The US Sun 2021年9月16日付「‘I CHEWED ON A FINGER’ Woman bites into burger and chews on rotting human FINGER as restaurant carries on serving people AFTER she complains」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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