マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がイングランド代表FWジェイドン・サンチョに対して、周囲に忍耐を訴えかけた。

今夏にドルトムントから推定移籍金7300万ポンド(約110億2000万円)でユナイテッド入りしたサンチョ。ここまで公式戦5試合で起用され、左右ワイドでプレーしている。だが、現時点でゴール、アシストともになし。かつてマンチェスター・シティに在籍したといえど、初挑戦となるプレミアリーグにやや苦労している印象だ。

移籍金額やドルトムント時代の公式戦137試合50得点64アシストという実績を鑑みると、期待が集まらないわけがなく、物足りなさも感じさせる21歳のイングランド代表ウィンガーだが、スールシャール監督は心配していない様子。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、時間の必要性を説いたという。

「彼は常に学びの最中なのだ。トレーニングでもそうで、我々のやり方を学んでいるところ。プレミアリーグのこともそうだ。もちろん、ドルトムントチャンピオンズリーグ(CL)の戦い方を心得ている」

「まだ21歳の若い男の子であり、これからどんどん成長していくことだろう。我々が獲得したのは10年、12年、15年先のトップフォワードだと見込んでのもの。その考えは変わってなどいない」

「彼はボールをクリーンに扱うことができて、学ぶ熱意もある。マンチェスター・ユナイテッドに来るのは大きなこと。チャンスが常にあり、世界最高の選手たちとプレーでき、私のもとにいるコーチたちからも素晴らしい指導を受けられるからだ」

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