北海道札幌市の路上で50代の男性と高校生の息子に怪我をさせたとして、自称ラッパーの22歳の男2人が逮捕された。

 警察によると、男は昨年12月22日午前3時頃、被害親子の乗った自動車に対し、急接近するなど後ろから煽り運転を繰り返す。50代男性が車を降りて口論になると、胸ぐらをつかんで投げ飛ばす、携帯電話を持った手を強く握るなどしたほか、息子の顔も複数回蹴った。

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 その後、2人は現場を立ち去り、男性が110番通報。車の情報などから調べを進め、2人を傷害の疑いで逮捕した。なお、2人は8月24日に室蘭で発生したナマコ密猟事件の犯人として逮捕されていたという。警察の取り調べに対し、男は「走行方法を巡ってトラブルになった」などと話し、容疑を認めている。

 密漁をした上に傷害までしていたという自称ラッパーに、「刑罰と罰金がすごいことになりそう。更生は望めないし、こういう人間がこれからも生き続けることが怖い」「普通に社会で勤務することが難しいんでしょうね。人に頭を下げることもできなそう」「犯罪でしか生きられない人間。社会に戻したら、絶対に同じことをする」と怒りの声が上がる。

 また、「自称ラッパーってダサすぎる。ラッパーのイメージが悪くなるので二度と使わないでほしい」「社会からはみ出した人間をラッパーっていうの? ダサいんだけど」「ラッパーってこういう人しかいないのかな」という声も。ただし、「ちゃんとしているラッパーが大多数。あくまでも自称」という反論も出ていた。

 どのような職業であろうと、煽り運転と暴行、そして密猟は犯罪である。

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