マンチェスター・ユナイテッドレジェンドであるロイ・キーン氏がトッテナムを酷評した。イギリスデイリー・メール』が伝えている。

トッテナムプレミアリーグで開幕3連勝の好スタートを切ったものの、第4節のクリスタル・パレス戦では0-3の完敗。ミッドウィークに行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でもスタッド・レンヌと引き分けに終わるなど、勢いに陰りが見られていた。

こうした状況のなかで、19日に迎えたプレミアリーグ第5節のチェルシー戦では前半こそ激しいプレッシャーをかけ、善戦したものの、後半は守備が決壊して3失点。また、攻撃面もエースであるFWハリー・ケインが完全に沈黙した影響もあり、リーグ戦2試合連続無得点となり、0-3で敗れた。

この試合をイギリススカイ・スポーツ』で解説していたキーン氏はチェルシーを絶賛する一方で、トッテナムを酷評。クオリティで敵わない相手であっても、より良い戦いができたはずだと批判している。

チェルシーは素晴らしく、本物のクオリティと欲求を持っていた。まるで大人の男と少年が対戦しているかのようだったね。スパーズは信じられないほど悪かった。スイッチが入らなかったり、クオリティで負ける日があったりするのは当然だが、今日は欲望が足りなかったと思う」

「今日のスパーズは見ていて腹が立ったね。素晴らしいチームとの対戦ではプレッシャーを感じるものだが、基本的なことを実行してボールを奪い、ゴールを閉じれば戦い続けることはできる。それは5歳のときにはすでに学ぶことだ」

チェルシーは素晴らしいチームであり、純粋に高いクオリティを持っている。しかし、ケインのボディランゲージなどを見ているとね…。トッテナムの選手たちは基本的なことができていなかった。もっと欲望を示さなければならないだろう」

「ボクサーがロープに追われているようなものかもしれないが、それでも戦い続けなければならないんだ。彼らはこれから、さらなるプレッシャーにさらされることになるだろうね」

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