中国のポータルサイト・捜狐に19日、満州事変の発端となった柳条湖事件90周年にあたった18日に四川省の大学で和服を着た女性が見つかり、ネット上で激しい非難の声が出たとする記事が掲載された。
 
 記事は、昨今中国国内において世論が「日本的要素」に対して敏感になっており、和服を着て公共の場に出現した人物がしばしば非難を浴びる状況が発生していることを伝えた上で、「9・18」の90周年記念日に四川省攀枝花市にある攀枝花学院で1人の女性が和服姿でキャンパス内を散歩し、別の女性が写真を撮影していたとの情報がネット上で拡散したことを紹介した。
 
 そして、その「証拠写真」を見たネットユーザーからは「9月18日にこんな行為をするなんて、廉恥知らずもいいところだ」といった怒りのコメントが続々と寄せられたとしたほか、19日には同学院がこの件について「キャンパス内で和服を着ていた人物がいたという写真が拡散したことを学校として重く受け止めており、直ちに関係当局とともに調査を実施する」とコメントとしたことを伝えている。
 
 また、ネットユーザーからは女性の行為について「そもそも9月18日が何の日かを知らなかった、あるいはその日が9月18日だということを忘れていたとすれば愚かであり、それを知っていながらの行動であれば挑発的な悪事である」との意見が出ているとした上で、今や中国では小学生ですら「9・18」が何の日かを知っている状況であり、この女性が無知により起こした行動と考えることは難しいと指摘。「当局には、調査で判明した事実を速やかに発表してもらいたい」と求めた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

柳条湖事件の日に和服で散歩、女性に非難轟々「無知によるものとは思えない」=中国