ある新研究が、服を洗わず、繰り返し着る必要性を指摘している。

イギリスの学会「ザ・ソサエティ・オブ・ケミカル・インダストリー(SCI)」が発表した研究によると、現代の人間は服を洗いすぎていて、省エネルギーを図る必要があるという。

研究者らは、ジーンズは1か月、上着は2週間、パジャマは1週間に1度だけ洗濯し、下着と運動着のみ毎回洗濯することを推奨。洗濯の回数を減らすことで、服の耐久性も増すとした上で、ジーンズなら冷凍、ニットウェアなら蒸気を使ってリフレッシュさせることを提案している。

サステナブルなファッションを提唱する団体ファッション・レボルーションの共同設立者、オルソラ・デ・カストロ氏はこう話している。

「洗濯機が発明されるまで、洗濯は重労働で疲れるものでした。洗濯の回数を減らし、服を長持ちさせる方法が数えきれないほどあったのです」