トルコのアダナ・デミルスポルに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、8年越しの復讐を果たした。イギリス『GIVE ME SPORT』が伝えている。

今シーズンからスュペル・リグに昇格したアダナ・デミルスポルへと加入したバロテッリ。開幕5試合は先発として出場機会を得ていたものの、21日に行われた第6節のベシクタシュ戦では、ベンチスタートとなった。

しかし、アダナ・デミルスポルは3点を先取される苦しい展開となり1点を返した後の67分にバロテッリを投入する。

バロテッリは79分に強烈なミドルシュートを決めると、相手ベンチの方へ駆け寄り、ベシクタシュのセルゲン・ヤルチン監督に対して、自分の頭を指差して挑発した。

このパフォーマンスは、バロテッリからヤルチン監督への仕返し。2013年にマンチェスター・シティに所属していたバロテッリが、ロサンゼルスギャラクシーとの親善試合での絶好機に、回転しながらヒールで決めようとしたところを失敗したシーンについて、当時解説者を務めていたヤルチン氏が「脳がない」と一蹴していた。

バロテッリにはこの行為でイエローカードが提示されたものの、1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムの97分には、味方の劇的な同点弾をアシスト。土壇場での勝ち点獲得に大きく貢献した。

バロテッリは試合後、自身のインスタグラムを更新。ベシクタシュ戦のゴールと挑発シーンの動画を、脳みその絵文字を用いて投稿。自身のゴールでやり返しただけでなく、勝ち点2を相手から奪ったことにご満悦のようだ。



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