工藤夕貴主演のドラマ「山女日記3」(夜10:00-10:30、NHK BSプレミアム)が10月17日(日)からスタートする。同作は、湊かなえ原作の登山ガイドの立花柚月(工藤)を中心に繰り広げられるヒューマンストーリーで、2016年、2017年に放送されたドラマのシリーズ第3弾。

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工藤は「3シーズン目にして史上最高に山頂を極める回で、毎回新しい頂へ登頂していますが、その困難は数知れず、まさに奇跡的なドラマになっています。山が好きな方も、山に登ってみたい方も、そうでなかった方も、どうか是非、この壮大な作品を応援してください」とコメントを寄せた。

「山女日記3」には工藤の他、若村麻由美、中村俊介、本仮屋ユイカ、高島礼子、中田乃愛、市毛良枝、石丸謙二郎、田山涼成、小林綾子、高橋長英、湯江タケユキ、関谷奈津美、一双麻希、夏樹陽子、鶴田真由、芳本美代子、新藤栄作、LIZA、鬼倉龍大、萩原浩司、朝加真由美、田中健らも出演する。

■「山女日記3」あらすじ

急死した母が伝えたかった思いを探して、柚月は今日も登り続ける…

登山ガイドの立花柚月は母を亡くし、川崎の実家に独り残された父を気遣いますが、父はよけいなお世話とばかり取り合いません。しかし、そんな父が突然家を引き払い、柚月が暮らす北安曇村に移住。

柚月に内緒で珈琲専門店まで始めます。さらに、あろうことか父は客として通い始めた美しい女性村長

と親密な関係になっていき、母の急死に心を痛める柚月の気持ちを逆なでしていきます。そんな父の振る舞いに翻弄されながら、柚月もまた自身の将来を見つめ直し、登山ガイドとして人生の新たな道しるべを見つけていきます。

また今回は、くじけそうになる柚月を支える二人の新パートナーが登場します。一人は、よそ者の柚月と村をつなぐ地元役場の女性職員。そしてもう一人は、大学時代の恋人です。彼と柚月の間には、カメラマンになると言い出した彼を、当時現実主義者だった柚月が受け入れることが出来ずに別れてしまった、という苦い過去があります。う余曲折を経てプロの山岳カメラマンとなった元カレとの再会が、新たなシリーズを大いに盛り上げます。

■主人公・立花柚月役の工藤夕貴コメント

今回の山女日記は、山頂の大パノラマや一日が生まれる瞬間であるご来光、神様の創造物としか言い様のない圧巻の山岳風景、魂を揺さぶられるほどの美しい山々に抱かれるなか、それぞれの人生が交錯する本物のドラマに溢れています。

恐らくこのドラマを観た方は、本当にその山頂でドラマを撮影したの?と思うかもしれません。

けれど、私達俳優を含む撮影クルー全員が重い荷を背負い、雨にも負けず、風にも負けず、一歩一歩着実に登り、真剣に、良い作品を届けたいとの一心で、同じ志を持って撮影しています。

3シーズン目にして史上最高に山頂を極める回で、毎回新しい頂へ登頂していますが、その困難は数知れず、まさに奇跡的なドラマになっています。山が好きな方も、山に登ってみたい方も、そうでなかった方も、どうか是非、この壮大な作品を応援してください。

こんな時代だからこそ、この感動を一緒に体験して頂けたら、私達全員、感謝、感激です。

このチームから誰かが欠けていれば、この作品は生まれてこなかったでしょう。そしてこんなドラマは、後にも先にも“チーム山女日記”にしか作れないかもしれません。

今度の「山女日記」には、仲間の、人間の、地球の愛が溢れています。二度と戻ることのない悠久の時の素晴らしさを是非瞼に残して下さい。きっと、この地球に生まれた自分が幸せに思えるはずです。

「山女日記3」工藤夕貴さんメインビジュアル/(C)NHK