任天堂は、配信番組「Nintendo Direct 2021.9.24」にて、「スーパーマリオ」のアニメ映画2022年のホリデーシーズンに公開すると発表し、あわせて英語版のキャストを公開した。

 北米地域では2022年12月21日に公開を予定しており、ヨーロッパ、日本などのその他の地域については後日、発表予定だ。

 公開されたキャストは以下の通り。

マリオクリス・プラット
ピーチ姫アニャ・テイラー・ジョイ
ルイージチャーリー・デイ
クッパジャック・ブラック
キノピオキーガン・マイケル・キー
ドンキーコングセス・ローゲン
クランキーコングフレッド・アーミセン
カメックケビンマイケル・リチャードソン
ブラッキーセバスティアン・マニスカルコ
カメオ出演:チャールズ・マーティネー

(画像はYouTube「Nintendo Direct 2021.9.24」より)

 発表された「Nintendo Direct 2021.9.24」では、「マリオ」シリーズの宮本茂が登場し、新しい情報を明かした。

 任天堂が、アニメ映画怪盗グルー』シリーズなどを手がけたアニメ制作スタジオイルミネーション」と共同で「スーパーマリオ」のアニメ映画を制作していることが2018年の初頭に明らかになっていたが、その制作が順調に進んでいることを明かし、今回、公開日とキャスト陣が発表された形だ。

(画像はYouTube「Nintendo Direct 2021.9.24」より)
(画像はYouTube「Nintendo Direct 2021.9.24」より)

 マリオには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ジュラシック・ワールド』で主演を務めたクリス・プラットさんが演じることが明らかになった。

 さらにピーチ姫アニャ・テイラー・ジョイさんルイージチャーリー・デイさんクッパジャック・ブラックさんドンキーコングにはセス・ローゲンさんが演じることが明らかに。

 また『スーパーマリオ64』以後、マリオの声優を務めるチャールズ・マーティネーさんがカメオ出演することも明らかになっている。

 コミカルとシリアスな演技を使いわけるクリス・プラットさんを筆頭に、コメディ映画を得意とするジャック・ブラックさん、セス・ローゲンさんという布陣から、家族でも楽しめるコミカルな映画が期待できそうだ。

 イルミネーションのCEOのクリス・メレダンドリ氏に加えて、宮本茂氏も共同プロデューサーを務めており、原作のイメージから乖離したような映画にはならなさそうだ。

 今回はキャストと公開時期の発表だったが、ビジュアルや日本の公開日などは後日に発表予定。どのような世界観、マリオになっているのか気になるところだ。続報に期待したい。