YouTubeチャンネル「レトロワグラースch.」で、女優でアーティストの柴咲コウさんが北海道大雪山国立公園を紹介する動画を公開した。

柴咲さんは、全国に34箇所ある日本の国立公園を、自身の企画・プロデュースにてエモーショナルに世界中の人々にシェアしていくプロジェクト「Sharing Trip」を行なっている。今回はその第9弾として「大雪山国立公園」を美しい映像と、柴咲さんの22thシングル「無形スピリット」に乗せて紹介した。

まずは、層雲峡エリア。動画の概要欄では柴咲さんが各エリアの紹介をしてくれており、そちらによると、こちらの「銀河・流星の滝」は日本の滝百選にも入っている名瀑で、細く繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」と、太い1本の滝となって力強く流れ落ちる「流星の滝」を楽しむことができるそう。

また、層雲峡で最も素晴らしい峡谷美と言われている大函は、柱状節理の巨大な岩壁が屏風のように規格正しく並ぶ壮大な景観が目の前に広がり、記念撮影や休憩スポットとして人気があるという。

さらに、軽装で大雪山登山を楽しみたいなら層雲峡ロープウェイがおすすめなのだそう。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ標高1984mある黒岳の7合目まで行くことができる。

続いては、旭岳を紹介。旭岳は、北海道のほぼ中央に位置する2,000m級の山々が連なる大雪山の主峰であり、北海道の最高峰。麓の山麓駅から標高約1,600mの姿見駅まで旭岳ロープウェイで結ばれ、姿見駅周辺はなだらかな散策コースが広がり、たくさんの高山植物や野生動物の生活の場となっている。動画では、黄色いロンパース姿の柴咲さんが美しい風景をカメラに収める姿や、大自然の中、散策を楽しむ様子が映されている。

大雪山国立公園の南東山麓、忠別岳から流れ出る忠別川の上流にあるのが、100年以上の歴史をもつ天人峡。約3万年前に起きた巨大噴火の影響が元となり、その後長い年月をかけて形成された柱状節理が天人峡のシンボルになっている。こちらでは「天女の足湯」もあり、景色と共に足湯を楽しむこともできる。

さらに、羽衣の滝は旭川市の南東部にある東川町の名瀑。滝の落差は270mで、北海道最大の落差を誇り、7段に分かれて水が流れ落ちる。1991年に日本の滝百選の1つに選ばれた。以前は夫婦滝と呼ばれていたが、1918年に著名歌人の大町桂月氏により羽衣の滝と名付けられたのだそう。

動画の最後は、柴咲さんが「旭岳」と書かれた記念撮影用のボードの中でちょこんと座っているお茶目なカットで締めくくられた。

この動画には「マイナスイオンが溢れている景色に感動しかないですね」「癒しをありがとうございます」「柴咲さん北海道満喫してる。嬉しいです」などのコメントが多数寄せられていた。