日本テレビは9月24日(金)、同局の映画番組金曜ロードショーにおいて、テレビアニメヴァイオレット・エヴァーガーデンの再編集版および映画ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 – 』10月29日(金)より2週続けて放送すると発表した。

 アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、小説家暁佳奈氏のライトノベルを原作とするテレビシリーズ。2014年に京都アニメーション大賞」の小説部門で大賞を受賞したのをきっかけに、2018年に同スタジオの製作によるアニメ版がTOKYO MXをはじめとする各局で放送された。

 本作では幼少期に身を投じた大戦で両腕を失った少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンを主人公に、自動手記人形と呼ばれる郵便社での代筆業を通じた日常の生活や周囲の人々との間で展開される群像劇が描かれる。

 戦争終結後の社会を映す細やかな筆致や、手紙の執筆依頼に向き合う中で人間の感情を理解し、自身に向けられた愛の言葉の意味を知る感動的なストーリーが人気を呼び、2019年には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』、2020年には『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの2作の映画版がそれぞれ公開された。

 この発表を受けSNSも大きく反応。Twitterでは一時トレンド入りを見せるなど注目を集めている。

 10月29日(金)には、全13話に及ぶ同テレビシリーズの監督を務めた石立太一氏の監修のもと、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の再編集版が放送。第1話から第3話、名作と言われる第7話、第9話、神回と絶賛された第10話を中心に、同作の魅力を濃縮した特別版になるという。翌週の11月5日(金)には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』が本編部分をノーカットで地上波初放送される予定だ。

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