ヘアカラーが染まりやすい人と染まりにくい人がいるのは遺伝のせい?
ヘアカラーが染まりやすい人と染まりにくい人がいるのは遺伝のせい?

ヘアカラーが染まりやすい人、染まりにくい人っていますよね。

これは何故起きてしまうのでしょうか。

イメージ通りのカラーを追求するためにも、個人個人のヘアカラーの染まり具合について考えてみましょう。

ヘアカラーが染まりやすい人と染まりにくい人の髪は何が違う?

ヘアカラーが染まりやすい人とは、髪が細く軟らかい人で、そんな人はパーマもかかりやすい人が多いです。

また、染める以前の問題で元々地毛の髪色が明るい人は色が入りやすく、染まりやすい髪です。それと同じ理由でブリーチした髪も染まりやすいと言えます。

反対に染まりにくい髪とは、太くてかたい髪です。

また、地毛の色が黒い、色が暗い人はなかなか染まりにくい傾向にあります。そんな人は本来髪にあるメラニン色素が多いので、ヘアカラーの色が入りにくいのです。

髪質にかかわらず、髪の傷んでいる人、キューティクルが壊れている人はヘアカラーが入りやすいので染まりやすいです。

初めてヘアカラーをする人も、キューティクルがしっかりして健康的な髪の人が多いので、髪にヘアカラーが入り込みにくく染まりにくい場合があります。

一般的に初めてヘアカラーをする人といえば、年齢の若い人が多いですよね。

若いうちは皮膚や体と一緒で髪も元気です。そんな状態の髪にはなかなかヘアカラーが染み込みにくいのです。

染まりやすさは遺伝のせい?

髪質である程度、髪が染まりやすいかがか、決まります。

そして髪の毛は遺伝子が組み込まれた毛母細胞から作られています。

そのため遺伝子の働きで両親の髪質を受け継いでいくのです。

ですので、遺伝が染まりやすさに関係してくると考えられます。

しかし、髪質を決定するのは遺伝だけではなく、後天的な食生活、睡眠、ストレスの有無など生活習慣、髪の毛の手入れなどにも影響されます。

髪を染まりやすくすることはできる?

スタイリング剤のついた髪はヘアカラー剤が浸透しにくいです。

ヘアカラーの予定があるときは、スタイリング剤やトリートメントなど髪をコーティングするものはつけないようにしましょう。

また、ヘアカラー剤は、クリームタイプ、泡タイプなどいろいろあります。

クリームタイプのカラー剤の方が髪にまとわりやすく、しっかり塗ることができるので染まりにくい髪の人にはおススメです。

染める時の室温が低いと、ヘアカラー剤が反応しづらく染まりにくくなります。少し、高めの室温の場所で染めると染まりやすくなります。

ヘアカラーを塗布後の放置時間も、通常より多少長めに設定するとしっかり染まります。

しかし長すぎる放置時間は髪を痛める原因となるので注意してください。

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