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 家を賃貸する場合、日本だと不動産が仲介するケースがほとんどだが、海外では大家と直接交渉で契約し入居するというケースも多い。

 賃貸契約では様々なトラブルが発生する。賃借人(借主)が汚部屋を放置するケースもあれば、賃貸人(貸主・大家)にとてつもない賠償金額を請求されるケースもある。

 このほど、SNSで「今までに遭った最悪な大家」について語るスレッドがたてられ、多くのユーザーが自身の経験をシェアした。

【画像】 今まで出会った最悪の大家

 欧米では、1軒家やアパートを借りたことがある人は、大家についての不満を一度ならず経験しているようだ。

 借主にも様々な人がいれば大家も然りで、家賃を払っているのに設備を修理しない大家や、連絡しても回答しない大家、また事前連絡なしに家賃を上げる不合理な大家もいる。

 そんな「最悪な大家」を経験した人もしくはそんな話を聞いた人が、RedditやTwitterでストーリーをシェアし合った。

・私の場合、住んでた建物の後ろにあった電線が去年の夏3回も火事になったわ。家主も電力会社も修理を放置していたの。

・私たちの家のヒーターは、この冬3日間最も寒い氷点下を記録した時に故障していたよ。大家が提供したのは、80年代のシンプルなヒーター1個でね。それで寒さをなんとか凌いだ。

・水道パイプがひび割れていて、大家に連絡したけどホリデー中だってことで2週間も待たされた。

その間に漏れがひどくなって、バスルームとキッチンの床を交換する羽目になったんだけど、大家は寸法を間違って測定した。

ネズミが勝手口を齧って穴を開けて、ゴミ箱を荒らし始めた。不動産屋によれば、それは私たち借主の管理不行き届きということで非難された。

次の大家は壊れたオーブンを2か月間も修理せず、おかげで私たち9人の同居人は1つの電子レンジを使って調理をしなければならなかった。学生時代の大家についての経験は、どれも最悪だったよ。
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pixabay

Twitterのハッシュタグ#VentYourRentでも暴露

 2019年のキャンペーングループGeneration Rentは、Twitterで大家にまつわる最悪なストーリーをハッシュダグ#VentYourRentでシェア。

 そこでも、賃貸人から相次いでホラーな状況が報告された。

友人の冷蔵庫なんだけど。ネズミが齧って開けた穴があるのよ。

そう、ネズミが冷蔵庫に出入りしているってワケ。で、大家は冷蔵庫を買い替えようともしないし、ペストコントロールに連絡しようともしないの。

[もっと知りたい!→]お得物件?引っ越し先のアパートの床下には驚くべきダンジョンが!(イギリス)

2階からの水漏れ。何度も大家に連絡して修理をせっつくも、無しの礫。

ついに天井が剥がれてこんな有様。

2か月経っても修理が終わっていない状況。学生が賃貸するとこんなクオリティの高いアパートに住むことになるってワケ。 

アパートの階段に敷かれたカーペットが破れていたから、引っ越す前にそれを修繕するよう書面で大家と合意したにもかかわらず、引っ越し初日に見たのは、単に破れた個所に貼り付けられた黒の布生地だった。

湿気てカビが生えたアパートに住んで8か月。今やリビングでマスクをしなければならないという状態。

ルイス(同居人)は喘息持ちだから呼吸に苦しんでいるし、私も彼も、飼い猫さえも蕁麻疹が出る始末。

引っ越し初日の私の部屋。文句を言うと、大家は掃除スタッフを寄越したけど、彼らは掃除用品を何も持って来ず。

大家はどうやらDIYドアをこしらえたようだけど、火災の危険を一切考慮していない感が丸出し…。

 残念ながら今後も住人と最悪な大家にまつわるストーリーは続きそうだ。しかし悪い大家ばかりではもちろんない。

 住人が苦境にいる時に、やさしく助けの手を差し伸べてくれる大家も存在するわけで、特にコロナのパンデミック時には、家賃の払えない住民に親切にした大家さんもいたようだ、

written by Scarlet / edited by parumo

追記(2021/09/25)家事を火事に変更して再送します。

 
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