清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)は、9月24日放送の第95話でひと区切り。次週からは舞台を気仙沼に移して新たな展開が描かれる。東京編最終日に描かれたのは、視聴者を沸かせた百音(清原)と菅波(坂口健太郎)の結婚の行方。気仙沼に戻る決心を固めた百音が、菅波にその思いを打ち明けた。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】「この感情がすべてだ!」と百音にプロポーズする菅波

■「また遠いですね…」「結婚は…保留だね」

突風被害に遭った実家のカキ棚の後片付けのため、急きょ島に帰った百音。そこで人々の明るさや“しぶとさ”を目の当たりにする中で、“島に帰りたい”という自分の気持ちにはっきり気がついた。東京に戻った百音は、その決断を菅波に打ち明けた。

百音とは反対に、菅波は登米の診療所を辞めて東京に戻ることを決めていた。百音の「私、島に戻ります」という決意を聞いて、「気仙沼と東京か…」とつぶやいた菅波。「また遠いですね…」とため息をつく百音に、菅波は「結婚は…保留だね」と答えた。

2人に結婚の話が出たのは91話、百音の24歳の誕生日直前のこと。菅波が「この感情がすべてだ!」と思いを爆発させ、百音をしっかり見据えて「一緒にいたい。この先の未来、一分一秒でも長く。結婚したいと思ってる」と告白したのだった。

結局、「結婚したいと思ってる」も「保留だね」も菅波発信となったが、95話放送後の「あさイチ」には百音役・清原がVTR出演し「モネと菅波がそういう道を選んだことに、まったく違和感はない」と話しているし、2人の気持ちはすでにしっかり通じ合っているようだ。

菅波の「保留」発言に、視聴者からも「結婚してもしなくてもこの2人の心はつながってるのね」「自分で言いだした結婚を自分で『保留』に。菅波はどこまでも#俺たちの菅波」「ここで結婚を選ばないのがこの2人。菅モネのそういうとこが好き!」といった共感の声が上がり、Twitterでは「#俺たちの菅波」がトレンド入りした。

一方で、「結婚すると思ってた!保留とは…」と、その決断を意外と感じる視聴者もいたようだ。「あさイチ」での博多大吉の「私もいったん心のご祝儀袋をしまって…」の発言が話題を集めたほか、視聴者の中には「またすれ違い…」「私ならとりあえず籍を入れるけどなぁ」「結婚はタイミングが大事だよ!」と、2人の恋の行方を心配する声も上がっている。

ヒロインの恋の行方は“保留”となったまま、9月27日(月)からの第20週「気象予報士に何ができる?」(95~100回/9月27日[月]~10月1日[金])より、物語は最終章“気仙沼編”へ。27日放送の96話で百音は東京の人々に別れを告げ、故郷・気仙沼へ向かう。

「おかえりモネ」第95話より (C)NHK