ドルトムントが25日、ブンデスリーガ第6節でボルシアMGとアウェイで対戦し0-1で敗戦した。

ミッドウィークチャンピオンズリーグ(CL)グループC第2節のスポルティング戦を控えるドルトムントは、前節のウニオン・ベルリン戦からスタメンを2人変更。ハーランドとロイスに替えてムココとポングラチッチをスタメンで起用した。

ここまで1勝にとどまっているボルシアMGに対し、ドルトムントは8分に決定機。右サイドで獲得したFKからラファエウ・ゲレイロが鋭いクロスを上げると、抜け出したフンメルスがヘディングシュートを流し込んだが、これはオフサイドの判定となる。

その後は一進一退の膠着した展開が続く中、均衡を破ったのはホームチームだった。37分、シュティンドルの左クロスのこぼれ球を拾ったザカリアがJ・ホフマンとのワンツーでボックス内に侵入。一度ボールを奪われかけるも、即座にボールを取り返して右足のシュート。これがゴール左に突き刺さった。

先制を許したドルトムントは40分、ダフードがスカリーに対して後ろから激しいプレスをかけて倒すと、この試合2枚目のイエローカードで退場処分となった。

数的不利となったドルトムントは、後半開始時にポングラチッチを下げてトルガン・アザールを投入。さらに57分にはムココを下げてクナウフをピッチに送り出した。

時間の経過と共に前半同様の激しい展開となる。そんな中、再びチャンスを迎えたのはリードするボルシアMG。74分、ボックス手前まで持ち上がったザカリアがミドルシュート。これがフンメルスにディフレクトしてわずかにコースが変わるも、GKコベルの好セーブに阻まれた。

決定機のないまま最終盤に突入したドルトムントは91分、ボックス左手前でパスを受けたN・シュルツがゴールに向かうクロスを供給すると、GKゾマーの弾いたボールをゴール左手前のT・アザールが頭で狙ったがが、このシュートはわずかに枠の上に外れた。

結局、試合はそのまま0-1でボルシアMGが勝利。最後まで攻撃の精彩を欠いたドルトムントは、枠内シュート0本に終わるなど完敗を喫した。

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