お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(58歳)が、9月26日に放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。休止となった「絶対に笑ってはいけない」シリーズについて、放送倫理・番組向上機構BPO)の審議入りの影響による休止ではなく、「判断は3月くらいにしてます」と語った。  

この日の番組冒頭、年末恒例の特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズが、今年は休止となった話題をピックアップ。松本のSNSでのコメント「コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました。クオリティーを下げてまで番組を続けるのは楽しみにしてくれている方々に対して尻より心が痛いです」という言葉を紹介する。

松本に改めて真意を聞くと「これで、ほとんど全て言えているからいいんですけど、BPOのこと」と、放送倫理・番組向上機構BPO)の「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ」について審議入りしたことに触れ、「(8月の)あの段階で、そもそも今年(笑ってはいけないシリーズ)ねえし!って思ってたから。あれだけの大型特番ですから。会議なんて3月くらい、遅くても4月から年末に向けてそれくらいの頃から始まりますから、3月の段階でコロナの収束もイマイチ見えてない、難しいんじゃない?って判断は3月くらいにしてますから」とコメント。

ただ、松本は「BPOがあの番組をやめさせたみたいな、ちょっとBPOが若干叩かれているじゃないですか。BPOにやめさせられたって、俺も言っていこうかなと思う」と話し、「俺としてはすごい、正直なところ、やめておいてよかったと思いましたよね。これ、今年もやることになっていたら、スタッフは大変。バタバタ」と語った。