ミランU-20イタリア代表MFダニエル・マルディーニが夢心地の心境を語った。

祖父チェーザレ、父パオロと同じくミランでプロキャリアを歩み、2020年2月にトップチームデビューのD・マルディーニ。25日に行われたセリエA第6節のスペツィア戦でプロ入り後のリーグ初先発を果たした。

トップ下に入ると、0-0の48分にU-21フランス代表DFピエールカルルの右クロスに頭で合わせ、先制弾をマーク。プロ初の一発がチームにとっても暫定首位に繋がる大きなゴールとなり、2-1の勝利に貢献した。

ミランテクニカルディレクター(TD)を務める父パオロもスタンドから見守るなか、親子三代でゴールという歴史的一発をマークしたD・マルディーニだが、試合後の『DAZN』で興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

「すごく嬉しい。こんなにも強く感動するなんてね。幸いにも3ポイントを持ち帰れたわけだけど、まだ気持ちを整理する必要がある」

そんなD・マルディーニは「昨日、先発を告げられたんだ」と前日にスペツィア戦での先発を知らされたという。「緊張したが、チームメイトが助けてくれた」と続け、周囲からの手厚いサポートを明かした。

また、「(ステファノ・)ピオリは鼓舞してくれ、アドバイスもくれたよ」と述べると、「父もそう。彼からの要求は厳しいが、僕にとって何よりもまず父なんだ」と息子の活躍を見届けた父パオロにも感謝した。

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