夫が3カ月の育休を取ったという家庭の体験レポート漫画が、Twitterに投稿されています。

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 漫画の作者は看護師で育休中のあおねこさん。あおねこさんは、娘のぴこちゃんと夫のタロウさんと一緒に暮らしており、漫画では周りになかなか経験者がいなかったという男性の育休体験をわかりやすく解説しています。なお、作中のタロウさんは美少女の姿で描かれていますが、これはあおねこさんが「美少女を描きたい」からだそうです。

 あおねこさんが妊娠4カ月の頃、タロウさんから「育休を取ろうかな」という提案がありました。タロウさんが取ろうと思っていた育休の期間は3カ月。あおねこさんは仕事のことを心配しますが、タロウさんの職場では男性が育休を取った前例があるとのこと。共に育休を取ることを決めた2人は、期間中の過ごし方などを調べ始めます。

 最初にぶち当たったのは同じケースのサンプルが少なすぎること。妻が育休を取り、ワンオペで育児をしたという体験談はたくさんあるものの、男性で育休を取った人の情報が少ないため、2人でいろいろ考えるところから始まりました。平成30年度の調査では男性育休は6%ほど。令和2年度は12.65%に増えているそうです。

 新生児の育児についてリサーチしてみると、多くの人が大変に思っていたのは「睡眠不足」「社会から切り離される孤独感」「自分の時間がない」の3点。せっかく育休を取るのだからと2人は対策を考えます。

 「睡眠不足」への対策は、育児をシフト制にして睡眠時間を確保すること。1日を8時間ずつに分け、「1人が育児を担当してもう1人が睡眠をとる時間」×2コマと、「2人で育児をする時間」×1コマを作ったところ、育児と睡眠と自分時間の確保ができ、大成功だったそうです。

 あおねこ家のシフト例は、夜7時~午前3時 タロウさんの担当/あおねこさんは睡眠、午前3時~午前11時 あおねこさんの担当/タロウさんは睡眠、午前11時~夜7時 2人で育児、といったもの。

 シフト制をするにあたって工夫したのは、しっかり寝るために部屋を分けることと情報共有。2DKのあおねこ家の場合、「寝る部屋」「子育て部屋」「共有スペース」を用意し、寝る部屋はしっかり暗くしたそうです。育児の情報共有には、オムツ交換や授乳などを記録できる「ぴよログ」というスマホアプリを使用しました。

 また、家にこもって孤独になるのを防ぐため、買い物やお散歩などの予定を小分けにして外出の機会を作りました。自分の時間を大切にするため程よく遊んで、週に1~2回はリモート飲みなども取り入れたそうです。

 ちなみにタロウさんが育休を3カ月にした理由は、「3カ月までは赤ちゃんの睡眠リズムが整わずワンオペだとしんどそうだから」「赤ちゃんの成長をじっくり見たい」「育児と両立前提だけど長期休暇を取れるのはうれしい」「先輩が同じだけ取っていておススメされた」というものです。

 なお、2人で育休を取って大変だったことは「はじめの2カ月くらい無収入だったこと」とのこと。育児休業給付金の申請が可能ですが、申請してから振り込みまでには1~2カ月かかるので注意が必要です。

 育休をして良かったことを振り返り、あおねこさんは「育児を楽しいと思えた」「産後の体調回復が早かった」「タロウさんが育児に慣れた」「パートナーとの絆が深まった」ことなどを挙げています。

 あまりにも情報が少なかったため、誰かの参考になれば……と紹介してくれた育休日記。それぞれの家庭で条件は違うと思いますが、いいと思ったポイントを取り入れていけると良さそうです。

画像提供:あおねこさん

男性が育休を取ろうと思ったら……まだまだ情報が少なすぎました