神奈川県にある若宮八幡宮と境内社金山神社の公式Twitterアカウントが、落ち葉で作った「鬼滅の刃」の人気キャラクター・煉獄杏寿郎を投稿すると、「ウマイ!ウマイ!」などの声が寄せられ、絶賛されています。

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 映画「劇場版『鬼滅の刃無限列車編」が9月25日フジテレビ系列で放送されると、SNSで大きな話題となるなど、あらためて人気の高さを証明しました。その作品で活躍したのが炎柱の煉獄杏寿郎

 Twitterに投稿された煉獄杏寿郎の落ち葉アートを作ったのは2020年11月23日。「よもや、よもや……」と、セリフが聞こえてきそうなくらい上手くできています。若宮八幡宮・金山神社の禰宜さんにお話を聞いてみたところ、写真に写っている助勤神職の方と2人で作ったとのこと。

 きっかけは当時、巫女さんたちの間でも「劇場版『鬼滅の刃無限列車編」が人気で、みんな映画を観に行き、盛り上がっていたこと。そこで年末年始の忙しい時期だったけど、「落ち葉アートに挑戦したら掃き掃除も楽しく出来そうだね」という話になり、作ったそうです。

 作った時は寒かったものの全集中し、辺り一面の落ち葉を15分くらいで集め、10分ほどで完成させたとのことです。いったい何の呼吸を使ったのか、気になります。

 ちなみに2020年は、赤くなるはずの落ち葉が焦げ茶になってしまっていて、綺麗に赤く色づいた葉が少なかったため、赤い葉を集めるのに苦労したと振り返っていました。そんな苦労があったとは、まさに「よもや、よもや……」ですね。

 しかし、そんな苦労の甲斐もあって、近所の子どもたちや参拝者には好評で「煉獄さんだ!」などと言ってもらえたりして「嬉しかった」と言い、「落ち葉が多くなってきたら、また作りたいです」と話していました。2021年は、どんな落ち葉アートが境内を彩るのか楽しみです。

<記事化協力>
若宮八幡宮 金山神社(俗称かなまら様)公式Twitter(@kanayamajinja)

(佐藤圭亮)

「よもや、よもや……」 神社の境内に落ち葉アートの煉獄杏寿郎