アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、初の“ノース・ロンドンダービー”でユーザーの選ぶマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた。

アーセナルは26日、プレミアリーグ第6節でトッテナムをホームに迎えた。開幕3試合を無得点で3連敗と最悪のスタートで終えたアーセナル。しかし、ケガや新型コロナウイルス(COVID-19)の感染などで選手が揃わない中、チェルシーマンチェスター・シティといった優勝候補との対戦もあり、その後の戦いに期待が寄せられた。

9月のインターナショナル・マッチウィーク明けからチームに合流した冨安は、ノリッジ戦、バーンリー戦と高いパフォーマンスを見せると、トッテナムとの“ノース・ロンドンダービー”にも続けて先発フル出場を果たした。

冨安は韓国代表FWソン・フンミンと対峙。しかし、スピードを武器にドリブルで突破しようとするソン・フンミンを完璧に封じ、突破を許さない。

この試合では積極的に前線へ上がる姿を見せ、攻撃にも絡んで行く中、チームも高いパフォーマンスを披露。エミール・スミス・ロウ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ブカヨ・サカと前半で3ゴールを奪う今季最高のパフォーマンスを見せると、終盤にソン・フンミンにゴールを許すも、トッテナムにほぼ何もさせず、3-1で勝利し3連勝を飾った。

クラブが選んだMOMは先制ゴールを決め、2点目のオーバメヤンのゴールをアシストしたスミス・ロウを選んでいたが、ファン投票の候補には、そのスミス・ロウとオーバメヤン、サカと得点を決めた3名に加え、冨安の4名が選ばれていた。

日本時間の16時に締め切られた投票結果では、なんと冨安がMOMに。53.58%の票を得て見事に選出された。

なお、2位は1ゴール1アシストのサカで18.69%、3位は先制ゴールと2点目をアシストしたスミス・ロウが17.43%、オーバメヤンは10.3%だった。

3試合連続でほぼパーフェクトなパフォーマンスを見せた冨安は、現地のファンも絶大な信頼を寄せており、日本人からの投票も多かったと思われるが、圧倒的な差でMOMに選出されたことは快挙と言えるだろう。

ファンからは「完全に値する」、「デビュー戦から私たちの最高のプレーヤー」、「彼は値する。ソンが勝つ方法はない」、「彼のパフォーマンスはスーパー」



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