短い手足ながら、面長で品格のある顔立ちをしたミニチュア・ダックスフントは、フレンドリーな性格で、愛嬌を振りまいてくれるかわいい犬だ。
地面の巣穴にいるアナグマを狩るのはお得意なのだが、高いところが得意なイメージはまったくない。ところが、そんなダックスフントが、このほど地面から遠く離れた屋根の上で目撃された。
「てっぺんとったど~!」と言わんばかりの誇らしげなダックスフントの姿を見た男性は、思わず写真に撮ってSNSでシェア。するとたちまち注目を集めたようだ。
9月11日の朝、サウスヨークシャー州シェフィールドの郊外で、近所住民の男性が飼い犬を散歩させていると、どこからか犬の鳴き声が聞こえて来た。
周りを見ても、どこに犬がいるのかわからない。しかし、ふとパブの屋根を見上げると、そこにいたのである。
小さなダックスフントがパブの屋根の上で誇らしげに立っている姿を見た男性は、当然「あの犬はどうやって屋根に…?」という疑問を抱いた。
その後、写真を撮影してRedditでシェアすると、そのユニークな光景にたちまち注目が集まった。
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屋根の上にのぼるのが好きなパブの飼い犬
屋根の上のダックスフントという奇妙な写真は、ユーザーらから大反響を呼び、様々なコメントが寄せられた。
・ついに、小さなダックスフントは好みの高さをゲットしたんだね!
・ダックスフントって、何かしらいつも笑わせてくれるよな。
・自分のサイズを理解していないって感じ。自分のことを大きな猟犬だと思ってる感がある。
・私の情報筋では、犬は見上げることができないから、高さ1メートル以上のものを見る時には自分がその高さまで上らなきゃならないってことらしいよ。だからこの犬は、多分毎日景色を見るのに屋根に上ってるんじゃないかな。
・イギリス北部のパブの屋上で、犬を見るのはよくあることだよ。
更には、気になったユーザーの1人がグーグルマップの衛星画像で調べたところ、このパブはジョージアン王式の古い建物のようで、後ろの建物と一部繋がっていたようだ。
後ろの屋根には窓がついており、どうやら犬はそこから出入りして、手前の建物に立っていたと推測された。
果たして、この犬はパブの飼い犬でチェスターということが判明。
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チェスターの飼い主は、このように話している。
チェスターはパブの2階に住んでいて、屋根の窓から出るのが大好きなのです。
私たちは、ここから素晴らしい景色を眺めることができるので、犬も毎日景色を楽しんでいるのでしょう。まるでスパイダーマンのようにひょいと上ってね。
安心してください。犬は安全で、健康ですから。
国立公園ピークディストリクトは、イギリス国内でも美しい景観で有名だ。そこに位置する築200年という古い建物のこのパブは、観光客や地元の住民らにとても人気ということだ。
written by Scarlet / edited by parumo
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