東北カラーと2両編成で本線初走行!

小湊鉄道に2両目のキハ40

千葉県小湊鐵道に、2両目となる「キハ40」の定期運用が間もなく始まります。

同社は2020年、オリジナル車両の代替としてJR只見線で走っていたキハ40形ディーゼルカー2両を導入。2021年4月からプレ運行に入っている1両目のキハ40 2はJR時代と同じ塗色ですが、2両目となるキハ40 1はクリーム色と朱色の小湊カラーをまといます。

ただ、小湊鐵道線は7月の豪雨で被災し一部運休が続いており、10月中旬の全線復旧が目指されています。この復旧祈願を兼ね、小湊鐵道JTBの共催で定期運用前のキハ40 1に乗るツアーが実施されます。

10月9日(土)・10日(日)はキハ40 1単行で、16日(土)・17日(日)にはキハ40 1とキハ40 2を併結し初めて本線を走行。9日・10日分の募集はすでに締め切られていますが、16日・17日分については9月30日(木)15時までJTB埼玉南支社ウェブサイトで受け付けています。代金は1万1500円(大人・子ども同額)。応募者多数の場合は抽選です。

ツアーでは五井機関区の見学会も実施されます。小湊鐵道は、男鹿線五能線で運行されていたJR東日本秋田総合車両センターのキハ40系3両も導入予定で、五井機関区に集まっているそうです。

小湊鐵道のキハ40形2両(画像:JTB埼玉南支店)。