チャンピオンズリーグ(CL)グループB第2節のポルトvsリバプールが28日に行われ、1-5でリバプールが勝利した。リバプールのMF南野拓実は66分からプレーしている。

15日に行われたCL初戦でスペイン王者のアトレティコ・マドリーを相手に勝ち点1を獲得したポルトは、直近のジル・ヴィセンテ戦から先発を4人変更。セルジオ・コンセイソン監督お馴染みのフラットな[4-4-2]で2トップにはタレミとトニ・マルティネスが起用された。

一方、CL初戦でミランと壮絶な打ち合いを制したリバプールは、3日前に行われたブレントフォード戦から先発1人を変更。ケガのアレクサンダーアーノルドに替えてミルナーを右サイドバックで起用した。

実力者同士の一戦は、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。そんな中、ポルトは14分にアクシデント。右ハムスリングを痛めたオタビオが交代を要求し、ファビオ・ヴィエイラとの交代を余儀なくされた。

アタッキングサードまでボールを運ぶも決定機まで持ち込めないリバプールだったが、18分にスコアを動かす。ドリブルでボックス左から侵入したC・ジョーンズがシュートを放つと、GKジオゴ・コスタが弾いたボールを最後はサラーが押し込んだ。

その後はボール支配率でポルトを圧倒するリバプールが主導権を握ると43分、ボックス左手前で獲得したFKからチャンスが生まれる。サラーヒールパスでずらしたボールからヘンダーソンが右足一閃。しかし、このシュートはGKジオゴ・コスタの好セーブに阻まれた。

このまま前半終了かと思われたが、リバプールが前半の内に突き放す。45分、ファビーニョが大きなサイドチェンジで局面を変えると、右サイドオーバーラップしたミルナーがGKとDFの間に絶妙なクロスを供給。これをファーサイドで抜け出したマネが難なく押し込んだ。

迎えた後半、2点を追うポルトはトニ・マルティネスを下げてグルイッチを投入。しかし、先にゴールに迫ったのはリバプールだった。52分、右クロスを対応したヘスス・コロナがヘディングでGKに戻すと、このボールに反応したジョタが詰めるも、シュートは相手GKのブロックに防がれた。

積極的な選手交代で流れを変えにかかるポルトだが、再びスコアを動かしたのはアウェイチームだった。60分、中盤でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けたC・ジョーンズのラストパスをボックス右で受けたサラーが冷静にゴールへ流し込んだ。

3点差としたリバプールは、66分にサラー、マネ、ミルナーを下げて南野、フィルミノ、ジョーゴメスを投入。さらに73分にはヘンダーソンを下げてオックスレイド=チェンバレンピッチに送り出した。

直後の75分にタレミのゴールで1点を返されたリバプールだったが、78分に相手のミスから追加点を奪う。C・ジョーンズがのロングパスに反応したフィルミノが収めると、エリア外に大きく飛び出していたGKの位置を確認しシュート。必死に戻ったGKジオゴ・コスタがなんとか掻き出したかに見えたが、ラインを超えており、ゴールが認められた。

さらにリバプールは、81分にもセットプレーセカンドボールをボックス手前のC・ジョーンズボレーシュート。これはボックス内の相手DFに当たったが、こぼれ球に反応したフィルミノがゴールネットを揺らし、5点目を奪った。

結局、試合は1-5のままタイムアップ。アウェイで圧巻の完勝を収めたリバプールがグループステージ2連勝を飾った。

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